心身が健康になる食事

皆さんこんにちは。HealthyBodyパーソナルジムです。

 

  • 1 食生活と平均寿命
  • 2 フルーツのある食生活
  • 食生活は、人間が生命を維持し、健康で幸福な生活を送るために欠かせません。食事を通じて心身を健康にすることが、仕事やプライベートなど、生活の質に直結しているからです。

    ところが、現代人の食生活は、決して問題がないとは言えない状況にあります。

     

    日本人の食生活が、かつての和食中心の食事から、大きく多様化し、動物性たんぱく質脂質が増加したことから、

    がんや心疾患、脳卒中、糖尿病等の生活習慣病になってしまうケースが増えてきたのです。

     

    このようなリスクを予防するために、健康的な食習慣を取り入れることを意識しましょう。

     

    食べることから生活習慣を改善

    今回は、”フルーツ”を使って、普段の食事を健康的に変えるためのポイントをご紹介します。

    果物・フルーツのフリー写真素材|食材・料理の無料画像 フード・フォト

    日本人の三大死因であるがん・脳血管疾患・心疾患などの原因となる動脈硬化症・糖尿病・高血圧症・脂質異常症などは、いずれも生活習慣病と呼ばれ、

    予防のために生活習慣を見直すことが求められています。

     

    このような生活習慣病が発生する原因に、”食事”が影響していることは、ここ数十年で大きく「肥満」の割合が増加したことからも明らかです。

     

    厚生労働省は、「健康日本21」として、健康にかかわる様々な調査結果や目標を公表していますが、

    その中で、男性の20~60歳代の肥満割合について、1997年(平成9年)までの20年間で、15.8%から24.3%に増加しており、増加傾向が顕著であることが判明しています。

    また、女性においても40~60歳代の肥満者は、1997年(平成9年)時点で25.2%を占めており、やはり少なくない割合となっています。

     

    厚生労働省は、こうした状況を改善するため、肥満者の割合を20~60歳代男性で15%以下に、40~60歳代女性で20%以下にすることを目標に掲げました。

    昨今、健康に関して注目されているワードは、「健康寿命」。健康寿命とは、WHO(世界保健機構)が提唱した指標で、平均寿命のうち、健康で活動的に暮らせる期間です。

    平成28年(2016年)平均寿命 男性80.98歳、女性87.14歳で過去最高

    つまり、平均寿命から、病気や衰弱により活動できなくなった期間を除いたものが健康寿命に当たります。

    厚生労働省による2013年(平成25年)調査の結果、健康寿命は男性では71.19歳、女性では74.21歳。

    この健康寿命を延ばすためにも、将来の生活習慣病となるリスクは、普段の食習慣を変えることによって、改善することが求められます。

    これからの人生を、長く充実させるために、ぜひ、食習慣を見直しましょう。

     

    実際どうやって変えていくの?

    しかし、食習慣を改善すると言っても、何から手を付けたらいいのか分からないという方は多いかもしれません。

     

    すでにできあがっている食習慣を変えることは簡単ではありませんし、

    大きく変えるのは、一緒に食事をする家族がいる方にとっては、特に難しいことでしょう。

     

    いざ食習慣を変えようと思ったときに、戸惑うことのひとつが、”選択肢の多さ”

    栄養学や工業の発展によって、食品の選択肢は多様となり、健康食品サプリメントに限ってみても、スーパーやドラッグストアに大量に並べられています。

    そうした中、自分にとって効果のある物を選び出すのは、困難なことかもしれません。

     

    健康食品の中には高価な物や、手に入りにくい物もあり、毎日の食習慣として続けるには、手が出しづらいという点も問題です。

    そこで、簡単に取り入れられる食品として勧めたいのが、フルーツ
    りんごやみかん、バナナなど、誰しも馴染み深いフルーツには、注目すべき健康効果がたくさんあるのです。

    しかも、フルーツは調理を必要としません。近所のスーパーで買って、皮をむけば、すぐに食べられるというお手軽なもの。

    その味わいも、種類によって様々であり、何かしらの好きなフルーツがあるという人が大半でしょう。

     

    フルーツは、国としても注目しています。厚生労働省は、健康増進の観点から、1日200g以上の果実を食べることを推奨しており、農林水産省とともに、「毎日くだもの200グラム運動」として、全国の果物の小売業者などとともに、普及啓発活動を推進しているのです。

    40000以上の無料フルーツ&果物画像 - Pixabay

    このように、健康的な食習慣として期待の高いフルーツですが、実は、厚生労働省が実施した「国民健康・栄養調査」の結果、国民のフルーツ摂取量は年々減少傾向にあることが明らかになりました。

     

    すべての年代において、目標量である1日200gに達していない状況なのです。

     

    20~30代の世代では、特に摂取量が少なく、もっと積極的にフルーツを食べることが求められています。

    それでは、果物の200gとは、そんなに食べるのが難しい量なのでしょうか?

     

    フルーツ別に200gに相当する個数を算定すると、以下の通りでした。

    • うんしゅうみかん:2個
    • 梨:1個
    • ぶどう:1房
    • もも:2個
    • りんご:1個
    • バナナ:2本
    • キウイフルーツ:2個

    このような1日200gのフルーツを摂取するために、農林水産省は、「朝食に果物を」と呼びかけています。

    特に朝食として勧められるのは、睡眠中に体内から失われたグリコーゲンやブドウ糖を、フルーツを食べることで補給できるからです。

    活力のある1日を送るために、朝食にフルーツを取り入れてみてはいかがでしょうか。

     

    全ては皆様の健康のために。

    HealthyBodyパーソナルジム