睡眠の質が向上する誰にでもできるちょっとしたテクニック

皆様こんにちは。HealthyBodyパーソナルトレーニングジムです。

本日は、睡眠の質が向上する誰にでもできるちょっとしたテクニックについてご紹介したいと思います。

目次

良質な睡眠は人生を豊かにする

まず睡眠は、人生の3分の1を占めるものです。にもかかわらず、私たちは「眠り」にあまりにも無自覚なところがあります。
目覚めている時が人生のすべてのように、毎日を過ごしてはいませんでしょうか。
眠りの大切さにまだ気づいていない方のために、眠りがもたらす効果を考えてみましょう。

睡眠の主な役割は、脳を休め、細胞を修復し、記憶情報を整理することです。
新しい血液が作られるのも睡眠中になります。横たわり、体が重力から解放されることによって盛んに血が作られるようになり、
免疫力がアップします。
さらに、血圧は横たわると下がるので、眠らないと高血圧のリスクが高まることも分かっています。

その他にも、睡眠不足になると食欲を増進させるホルモンが増えて太りやすい体質になってしまいます。
ダイエットが成功しないのは、あんがい睡眠が十分に取れていないことが原因かもしれません。

また、睡眠中に各種ホルモンが分泌されます。なかでも成長ホルモンは、美しい肌や髪を作る、疲労を回復する、脂肪を分解する、
動脈硬化を予防する、骨や筋肉をつくる、免疫力をアップさせる、女性ホルモンのエストロゲンの生産を促すなど、マルチな働きをしてくれます。
美容にも健康にも、睡眠は必須となります。

では具体的に、睡眠の質が向上するちょっとしたテクニックを目的ごとにご紹介します。

寝る女性

朝起きられないときのテクニック

眠気の解消!耳をひっぱる
なかなかベッドから出られず、朝がつらい、そんなときは耳を引っ張ってみましょう。
やり方はいたって簡単です。両手で左右の耳たぶを持って、グーっと引っ張るだけです。
次に耳全体を揉んだり、揺らしたりして、全身の血行を促しましょう。

そもそも耳は薄いので刺激が伝わりやすく、揉んでいると体がポカポカしてきます。
「揉む・揺らす・引っ張る」の動きで体温を上昇させ、活動モードに切り替えましょう。

健康的な女性

ストレスで眠れないときのテクニック

頭に「ん~~」を響かせる
ベッドに入って眠ろうとしたら、思考の連鎖が止まらない。
そんな時は、頭に「ん~」という音を響かせてみましょう。
これはベッドの中でもかんたんにできる方法です。

目を閉じ、人差し指で両耳の穴をふさいで、「ん~」と頭に響かせましょう。
鼻から息を細長く吐きながら、ハミングするように軽くやるのがコツです。
全身の力を抜いて、ゆっくりと息継ぎをしながら、1分間やってみてください。指を離した瞬間に頭の中がシーンとしずかになっています。
思考が浮かんできたら、また響かせましょう。同室にパートナーがいる場合は、心の中で音を響かせてみてください。

この方法は、ヨガのブラーマリー呼吸法を、かんたんにアレンジしたものです。
ヨガでは「ム~ン」と眉間に響かせるのですが、この音がハチの羽音に似ていることから名づけられたそうです。

リラックスして眠りたいときのテクニック

あごと目の奥の力をゆるめる
眠りの基本はリラックスです。にもかかわらず、常にストレスにさらされている現代人は、歯を食いしばったり、
肩に力が入ったり、胸が縮んだりして、上半身に力が入っているものです。
眠るときは、体のすみずみまで丁寧に意識を向け、体をゆるめましょう。

ベッドに横たわったらまず、あごの力を抜きます。
奥歯を噛みしめると硬くなる咬筋は、ものを嚙むとき以外にも、精神的緊張によって収縮するので、
あごの力を抜くだけでリラックスできるのです。

次に、眼球の奥の力を抜きます。
パソコンやスマホなど一点を長く見ていると外眼筋が緊張します。
眼球を上下左右に動かす6本の外眼筋を束ねているところが、眼球の総腱輪(そうけんりん)と呼ばれる部位です。
目の奥の力を抜いて、目の筋肉全体をゆるめましょう。

この2か所をゆるめるだけで、かなり緊張がとけるはずです。

さらに続けて、つま先から頭部に向かって、細かく意識を向けながら力を抜いていきましょう。
息をゆっくり吐きながら、つま先、かかと、足首、ふくらはぎ、ヒザ、太ももと、1か所ずつ丁寧に力を抜きます。

するとすでに眠りに落ちているかもしれません。

眠り猫

全ては皆様の健康の為に。

本日も最後までブログを読んで頂き有り難うございます。

Healthy Bodyパーソナルジム