スポーツ栄養の分野に求められる栄養

皆様おはようございます。

HealthyBodyパーソナルトレーニングジムです。

  • 1 食事調査の意義は?
  • 2 食事調査と栄養調査

    最初に、人間は進化の過程で雑食性の動物として生き残り現在に至っています。その為、必要なエネルギーを単独の栄養素から確保したとしても、それだけでは生命を維持する事はできません。

    実際に人間が摂取しなければいけない栄養素は、タンパク質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルの5つに大別され各一定範囲の摂取量を確保することが求められます。

    各栄養素は、生命維持する為に必要な生理作用や役割を担っているだけではなく、日常におけるあらゆる身体活動のパフォーマンスにも強く影響しています。

    スポーツ栄養の分野においては、競技種目に応じてアスリートの身体状況、気候、時間軸などのも配慮したきめ細かな栄養サポートが求められてきます。

    対象となるアスリートのエネルギーや栄養摂取量を科学的かつ客観的に評価する栄養アセスメントの前提となる食事調査に関わるスキルを十分に身に着けておく事が重要です。

    具体的に、日常の摂取習慣や生活習慣の問題点、競技向上の為の栄養、食生活上の改善点を提案。

    改善状況のモニタリング、食生活の改善の提案が重要です。

    食事調査では、主として栄養状態や栄養素および食物摂取レベルについて把握と評価を行う事である。

    個人や集団の食事の内容から、エネルギーや栄養素の摂取量を把握し何らかの指標として比較して評価を行う事が一般に食事調査と捉えがちである。

    しかし、通常は食品や料理の形で体内に栄養素を取り入れている。

    目に見える食物摂取の視点からの評価として食品群別摂取量を把握する事も頻繁に行われる。

    一方で、習慣的なエネルギー出納や一部の栄養素摂取状況は、1日もしくは、短期間の食事調査では必ずしも十分に評価する事は難しい。

    このため、体重と身長と体重から求められる体格指数や血液検査値を客観的な指標として用いる事も多い。

    食品群別摂取量、エネルギーや栄養素の摂取量、体格指数や血液検査値が個人や集団の知識、態度、行動とどのように関連しているかを客観的に把握する事ができる。

    次に、栄養調査では、居住環境、家族構成、職場、学校、世帯収入などの関連も含め客観的に把握する事ができる。

    日常的な食事内容の偏りの根幹の理由として単身世帯である事、勤務する職場に従業員食堂が設置されていない事や十分な知識を持っているにも関わらず望ましい食事バランスを得るに足る食料購入ができないなどの要因をあきらかにする事が可能であります。

    次に目安量記録法です。

    実際に重量測定を行わずに、食品や料理を数える単位である目安量で記録を行う方法です。

    具体的に、バナナ1本やおにぎり1個、カップ麺1個など記載を調査の対象者に依頼するものです。

    この方法の長所は、重量計測を伴わない事から被験者の負担は小さい。

    実際の栄養計算に際しては、目安量のままでは対応できない事から、事前に管理栄養士等が被験者と面談し、記録内容の確認、修正し、実際の摂取量、食べ残し量、記載の漏れなどを可能な限り正確に把握する事が求められている。

    最後までブログを読んで頂き有難う御座いました。

    全ては皆様の健康の為に。