骨粗しょう症の落とし穴

皆さんこんにちは。
HealthyBodyパーソナルジムです。

本日は、骨粗しょう症について普段聞きなれている事とは違う角度からお話ししていきます。

目次

骨粗しょう症とは?

健康な骨と骨粗しょう症の骨のキャラクターイラスト🎨【フリー素材】|看護roo![カンゴルー]

骨粗しょう症とは骨密度の低下によって骨がもろくなり、骨折しやすくなる病態です。
加齢、エストロゲンの不足、ビタミンDやカルシウムの摂取不足、およびある種の病気によって、骨密度や骨の強度を維持する成分の量が減少することがあります。
骨粗しょう症による症状は、骨折が起こるまで現れないことがあります。

まず、イメージとして骨粗しょう症になるのはカルシウム不足により骨がもろくなっている状態だと一般的に認識されていると思いますが、他にも骨がもろくなりやすくなる要素が隠れています。

その➀ リンの過剰摂取
骨は成分的に見てみると大雑把に1,カルシウム 2,リン 3,マグネシウム
という順番に多くミネラルが含まれています。
カルシウムは骨を硬くし、身体を支えたり、ぶつかった衝撃などで骨折しないよう強度を高めている成分です。

そして、多くの場合高齢者になるほど骨粗しょう症になりやすいと思われています。
しかしながら、近年若い方でも骨折しやすい方が増えてきています。
その理由が「リン」の過剰摂取です。

リンは骨の構成成分ですが、カルシウム程硬くないです。
リンを過剰に摂取すると骨の構造が1,リン 2,カルシウムのようになってしまい構造的にもろくなってしまい、骨密度があるように見えても骨折しやすくなってしまいます。

どうしてリン過剰になってしまうのか?
理由は、肉食、外食、コンビニ食、インスタント食中心の食生活にあります。

リンはお肉などに多く含まれ、インスタント食など加工食品に添加物としてがっつり含まれています。
なので「安くて美味しいから」という理由で唐揚げ、フライドチキン、カップラーメンなどばかり食べているとリンの過剰摂取になり、骨がもろくなってしまいます。

意外と見落としがちな骨粗鬆症のリスク

その➁ 運動不足

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カルシウム不足で骨粗しょう症になる事は一般的ですが、運動不足も骨粗しょう症のリスクを高めてしまいます。
「骨が丈夫になる仕組み」はカルシウムを摂る事だけでなく、運動する事にもあります。

走ったり、ジャンプしたり、重いものを持ち上げたりすると、骨には衝撃や圧がかかります。
そうすると、骨にもの凄く小さな亀裂やプレッシャーがかかり骨が刺激されます。

この微細な亀裂や圧による刺激で骨は、「丈夫にしなきゃ!」という仕組みが働き骨密度が上昇します。
なのでまずは予防として日頃から適度に運動して骨を刺激する事が大切です。

もし、骨粗しょう症の方でもできる限り無理のない運動を心掛け骨に少しづつ刺激を与える事が必要になります。
例えば、階段の上り下りやちょっと重いものを持ち上げてみる、など普段めんどくさくて避けがちな動きを意識して取り入れる事が骨粗しょう症改善に大切となります。

その➂ 牛乳の飲みすぎ

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これは知っている方は既に周知の事実ですが、牛乳は飲めば飲むほど骨粗鬆症のリスクが高ります。
これは既に様々な研究報告が出ており、とくに有名なものでスウェーデンの研究チームが各国の牛乳摂取と骨粗鬆症の関係を調べたところ、多く牛乳を飲む国ほど比例して骨粗鬆症の割合が高い、という結果が報告されています。

原理を説明すると長くなってしまうので割愛致しますが、牛乳は骨粗鬆症のリスクだけでなく様々な面から私は推奨していません。

もし、骨粗しょう症の為にカルシウムを摂りたければ、小魚や小エビ、小松菜や大根など他にも代替可能な食品は山のようにあるのでそちらをお勧めします。

全ての病気はまず食生活から始まります。
古代中国でも医療の中で食を専門とする医者が最高の地位にあり、食をもってあらゆる病の解決にあたっています。

流通が増え、食の選択肢は限りなく広くなりましたが本当に身体の為に食べ物を選ぶ方は限られています。

HealthyBodyパーソナルジムでは、少しでも皆様の健康の選択肢が増えるようアドバイスや指導を行っています。

もし、ご興味がある方はぜひご連絡ご相談お待ちしております。

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