ダンベルを用いたトレーニングメニューの組み方

ダンベルを用いたトレーニングメニューの組み方

皆さんこんにちは!ヘルシーボディーの大熊です。今回は先週にPOFと書いたと思いますが解説をしていなかったので触れていきたいと思います。

POFはポジションオブフレクションの略で日本語にすると「屈曲の位置」という意味になります。さらに言えば筋トレの動作中どの地点で一番負荷が乗るかという意味でもとらえる事ができます。これは筋トレをしていくうえでかなり重要な要素になってくるので良く覚えておきましょう。

今回は腕の曲げ伸ばしを例に解説してみます。

仰向けになって肘を曲げてくる場合どの地点が一番つらいでしょうか?実際に今やってみてください。恐らくですがほぼすべての人が肘の角度が90度になっている所できつさを感じているのではないでしょうか。これは重りの位置が身体から離れれば離れる程感じる負荷が重くなるという物理法則に則っています。これはてこの原理にも当てはまりますね。ちなみに動作中で一番負荷が乗っている地点の事を「スティッキングポイント」と言います。筋トレではここ地点を通るような工夫が必要という事になります。

では仰向けで二の腕を鍛えるとなった時にスティッキングポイントはどこになるでしょうか。これも実際に見てみてください。重りが身体から、さらに言えば支点(今回は肘)から最も遠い地点を探せばいいわけです。そう、前腕が地面に対し平行になっている所ですよね。この地点を行き来するような可動域の取り方が大事です。

今回は腕を例に解説しましたが、来週は他の部位での解説を詳しくしていきたいと思います。

全ては皆様の健康の為に。