ページが見つかりませんでした https://healthy-body-gym.com Fri, 08 Mar 2024 01:29:44 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.4.2 https://healthy-body-gym.com/wp-content/uploads/mi/themes/original/images/cropped-top-logo-1-32x32.png ページが見つかりませんでした https://healthy-body-gym.com 32 32 ストレスや疲労に対する頭痛?回復するには? https://healthy-body-gym.com/news/undounitsuite/hirou-sutoresu.html Fri, 08 Mar 2024 01:28:38 +0000 https://healthy-body-gym.com/?p=6147

疲労とは?

疲労とは、病気以外の原因によって、知的、身体的な作業能力が一過性に低下した状態で、多くの場合に疲労感を伴う現象であると定義している。

今回のブログでは、作業量の低下や生理的変化とは一致するわけではない。

人間は、好きな事をしている時はあまり疲労感を感じないし、嫌いな事をしている時は早く感じてしまうであろう。

疲労は、知的作業や身体的作業の結果として現れる生理的現象である。

健康なかたであれば、その作業を中止する事でもとの状態に戻るのである。

身体の働きが完全に壊れてしまわないように、自らが防衛機構を働かせている証拠であると解釈する事ができる。

猪飼もまた、、疲労をそれ以上の労働や運動をやめさせようとする抑制、あるいは制止が発動した状態であって、それは過労努力による危険を避けるための安全装置の発動と考えるべき現象であると捉えている。

所定の作業を行い機能、能力水準が低下した疲労状態から、適度な休養によって本来の能力水準に回復するのが通常であるが、疲労した状態からもとに戻らない場合に、治療によってもとに戻ればそれは病気である。

さらに治療しても本来の能力や状態に戻らなければ、それは障害である。

不十分な休養によって疲労が解消されない状態で次の疲労が重なると、さらに能力水準が低下し慢性疲労に陥ってしまう事になる。

スポーツやトレーニングによってこのような状態に陥っているのであれば、オーバーリーチオーバートレーニング症候群という事になる。

 

筋疲労と運動による疲労

疲労の中でも、筋力発揮に伴う疲労を筋疲労と呼ぶ。

最近では、運動に特異的な疲労を運動性疲労または運動誘発性疲労といいます。

運動性疲労は、運動に必要な力を発揮できなくなる状態と定義されています。

力の発揮に関わる神経系や骨格筋系の両面から多数の研究がおこなわれています。

筋疲労や運動性疲労とは同義で考えてよいでしょう。

運動性疲労の主な要因は、脳の運動中枢から骨格筋が収縮するまでのいずれかの過程において生じていると考えられる。

運動を行う側の問題である末梢性の要因は、アセチルコリンによるシナプス伝達効率の低下、筋小胞体におけるカルシウムイオンの放出速度や取り込み速度の抑制を主因とする興奮収縮連関の効率低下などを上げている。

また、クレアチン酸や筋グリコーゲンなどのエネルギー基質の枯渇、乳酸の生成に伴って生じる水素イオン濃度やプリンヌクレオチド回路の代謝過程で生じるアンモニア濃度の上昇も末梢性疲労の要因である。

トレーニング中にめまいや吐き気、フラフラなどクレアチンやエネルギーの枯渇からくる事もあるので、長時間のトレーニングは糖質を摂取する事が重要である。

お客様をみる力と経験がとても重要である。

最後までブログをみて頂き有難う御座いました。

全ては皆様の健康の為に。

 

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高齢者の体力や筋肉 https://healthy-body-gym.com/news/undounitsuite/syoushi-kourei-ka.html Thu, 29 Feb 2024 06:53:37 +0000 https://healthy-body-gym.com/?p=6141

加齢に伴う行動体力の変化

筋、骨格、呼吸循環といった身体の諸機能は、10代後半から20代でピークを迎え、30歳頃から低下していきます。

高齢に伴う低下率は体力要素によって異なりますが、最も著名な低下が認められるのは、閉眼片脚立ちです。

20歳時の値と比較して40歳で50%、70歳では20%まで低下します。

筋力の代表値である握力は低下率がもっとも少なく、70歳でも20歳時の70%以上の筋力を保っています。

その他、全身持久力、瞬発性パワーは10年間に約10%づつ低下します。

各体力要素の低下率は高齢に伴い個人差が大きくなり、性差も認められています。

 

高齢に伴う骨格筋の変化

高齢化に伴う骨格筋量の変化は全身で認められるものの、部位の差がある。

20代の筋肉量が100%として、80歳で上腕三頭筋は60%、70歳で70%までになっています。

大腿四頭筋では、80歳で58%、70歳で72%にまでなっています。

腹直筋は、最も低下がみられます。80歳で62%、70歳で66%になります。

 

高齢に伴う筋力の変化

筋力における加齢性変化は、骨格筋量の加齢性変化をおおよそ反映した形で現れます。

20歳代から30歳で筋力のピークを迎えたあと、加齢に伴い徐々に低下していきます。

上半身や下半身で低下率は異なってきます。

20歳が100%とすると、60歳では、大腿二頭筋で95%、大腿四頭筋で75%になります。

脚筋力および上体おこしは、60%まで低下するのに対し握力は80%に留まっています。

高齢化に伴い脚や体幹部の筋力の低下が著しく低下する事が示唆されます。

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全ては皆様の健康の為に。

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メンタルヘルスとは? https://healthy-body-gym.com/news/undounitsuite/mentaruherusu-ban.html Sat, 24 Feb 2024 03:47:25 +0000 https://healthy-body-gym.com/?p=6138

メンタルヘルスとは?

メンタルヘルスとは、精神面における健康状態を指し、精神衛生が健全に保たれていることは競技パフォーマンスだけではなく、身体的にも精神的にも大きな影響を与えています。

競技パフォーマンスに対する不安や過度の完璧主義によるストレスを感じやすい。

メンタルヘルスを改善する為には、有酸素運動やしそ、梅干し、すっぱい物や辛いものを食べる事が重要である。

アスリートは、競技成績や他社からの期待やプレッシャーだけではなく、日常および競技生活での人間関係、経済状況や学業からでもストレスを感じていると言われています。

引退を控える選手や競技パフォーマンスが落ちこんでいる選手、怪我を理由に競技離脱を強いられている選手において精神疾患への脆弱性が高まるという報告がある。

選手の中には、精神疾患の兆候を認めながらも相談する事を恥ずかしく思い専門医への相談を避ける傾向も認められる事から早期の発見と適切な対応には精神疾患に関する正しい教育と信頼の構築が必要不可欠である。

パーソナルトレーナーは、お客様の身体をみさせて頂く上でメンタル状態をみる事は必須である。

研修あがったばかりのトレーナーや無理に運動をさせてしまうトレーナーが最近多くみられるのでそこを配慮する事が重要である。

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ブログを更新しました。 https://healthy-body-gym.com/news/kintorehouhou/niltuki-burogu.html Thu, 22 Feb 2024 05:40:02 +0000 https://healthy-body-gym.com/?p=6135 2024年2月22日motebodyに掲載されました。

 

パーソナルジムは、HealthyBodyへ

 

https://overdrive-future.co.jp/moterubody/shinjuku/

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サルコペニアとフレイルなどの定義は? https://healthy-body-gym.com/news/undounitsuite/fureiru-sarukopenia-2.html Wed, 14 Feb 2024 07:35:28 +0000 https://healthy-body-gym.com/?p=6129

サルコペニアとは?

サルコペニアは、IrwinRosenbergによって1989年に提唱された概念です。ギリシャ語で筋肉を表す(sarx)と喪失を表す(penai)

とを組み合わせた造語です。

サルコペニアの概念が提唱された時は、加齢に伴う骨格筋量の減少を指すものであったが、現在では、量的減少に加えて筋力低下や身体機能低下も含める広い概念となっている。

2016年には、国際疾病分類(ICD-10)のコードを取得し国際疾病分類(ICD-11)にも登録されました。

日本でも疾病病として登録され、独立した疾患として位置付けられるようになりました。

サルコペニアは、転倒、骨折、身体機能低下、死亡などの負のアウトカムの危険が高まりました。

進行性や全身性の骨格筋疾患であると定義されています。

 

 

 

サルコペニアの評価とは?

日本におけるサルコペニアの評価とは、筋力もしくは身体機能の低下に加えて、骨格筋量減少が認められるケースについて、サルコペニアと評価されます。

 

サルコペニアの有病率

65歳以上の日本人における有病率は、平均7.5%であり、65歳以上におけるサルコペニア有病数は132万人、女性で140万人であるとの推計が報告されています。

 

サルコペニアのメカニズムは?

筋力の低下は、骨格筋量の減少と関係している。

この骨格筋量の減少は、筋繊維の数が減少することと、筋繊維自体が萎縮することが原因と言われています。

筋繊維は、その収縮特性から遅筋繊維(タイプI)と速筋繊維(タイプⅡ)に分類されサルコペニアの場合は、速筋繊維に選択的な萎縮が認められるのが特徴です。

高齢期および若年期男性の外側広筋を対象に、各筋繊維タイプの単一筋繊維よりタンパク質を抽出し、酸化系エネルギー供給能は両筋繊維タイプで加齢に伴い同様に低下することを明らかとしている。

エネルギー代謝面においても、加齢に伴う加齢に伴う筋繊維タイプ毎の適応に差異がある事が示唆されている。

骨格筋は、肉離れや打撲などの外力によって怪我をした場合や、骨折等による固定処置や病気等による長期び座る事によって著名に萎縮した場合にあって、そのあ筋の再生が認められ、適切なリハビリやトレーニングによって回復する事が可能である。

結論骨格筋は本来再生能に富んだ組織であるといえる。

しかし、加齢に伴い、筋損傷後の再生が十分に働かないことや、萎縮した骨格筋は元に戻りづらいという現象が認められる。

こうした加齢に伴う可逆性の喪失は、サルコペニアの要因のひとつとして考えられる。

実際、人の大腿部における筋繊維数が若年期と比較して、高齢期では半分近くまで減少する事が報告されています。

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運動と免疫系について https://healthy-body-gym.com/news/undounitsuite/you-sannso-undou.html Tue, 05 Dec 2023 11:03:03 +0000 https://healthy-body-gym.com/?p=6123 皆さん今晩は、HealthyBodyパーソナルジムです。冬になり乾燥する今、風邪やインフルエンザ、コロナが増えてきています。

乾燥の時期は、加湿器の電源を入れて過ごす事が重要になっています。何故かというとウイルスが浮遊し感染しやすくなります。

適度な運動によって感染症のリスクは減少しますが、マラソンや激しい筋力トレーニングは逆に感染症のリスクを高めてしまいます。

アスリートであればあるほど免疫機能は低下しています。スポーツ選手では、皮膚や粘膜の感染症が多いと言われています。

運動によって高温、低温、低温、乾燥、湿潤、紫外線、圧迫、外傷、土壌や有害物質との接触など外部環境からのストレスを受ける事が多いです。

運動中には、骨格筋への血流が促進される一方で、皮膚や粘膜、内臓への血流循環は抑制され、そのバリア機能が障害されて病原体が体内に侵入しやすくなる事になる。

 

 

スポーツ選手に多い感染症とは?

皮膚感染症としては、レスリング、ラグビーなどのコンタクトスポーツにおけるヘルペスウイルスによる皮疹やパピローマウイルスによる手足のイボがあり、高温多湿や多汗に起因する白癬症(いわゆる水虫)も真菌による感染症である。粘膜については、ウイルスなどの多くの病原体が経気道感染するが、運動時には呼吸数が増加し呼吸数が主体となる。

微生物が気道深部まで到達しやすくなる。

一方、微生物を含む鼻汁や喀痰は粘膜上皮の繊毛運動や咳、嚥下により気道から排除されるが、運動中には気道粘膜が乾燥、冷却され、粘液の粘土が増し繊毛運動も低下して病原体を排除しにくくなる。

感染のリスク増大につながる。

実際には、激しいトレーニングを継続するスポーツ選手は、くしゃみ、鼻汁、咽頭痛を主症状とする上気道感染症の頻度が一般人より3倍も高く、特に激しい筋力トレーニングやマラソンのような持久性運動では、競技終了後2週間で50%~70%の選手が風邪症候群の症状を示し、そのリスクは2~6倍にもなると報告されています。

特にスポーツ選手は、団体行動や集団生活、物品の共用を行う機会も多く、病原体が伝播しやすい環境にある事も感染症を起こしやすい要因であり、手洗励行や手指消毒などの衛生面の配慮、マスクやうがい、加湿器の使用、感染源を避け適切な休養、栄養を摂る事が重要です。

感染予防対策や体調管理が必要になります。

最後までブログをみて頂き有難う御座いました。

全ては皆様の健康の為に。

 

 

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年齢による筋力や筋肉の変化 https://healthy-body-gym.com/news/kintorehouhou/kinryoku-zoukyou.html Thu, 28 Sep 2023 00:56:04 +0000 https://healthy-body-gym.com/?p=6105

加齢に伴う骨格筋量の変化

加齢に伴う骨格筋量の変化には、全身で認められるものの、部位の差がある。超音波法によって測定された筋厚の加齢変化を20代の値を100%として示すと、上腕では、上腕三頭筋、大腿では、大腿四頭筋、さらに体幹では、腹直筋における筋厚の減少が著しい。

このような結果がでた部位差が生じる原因は、明確ではない。

 

加齢に伴う筋力の変化

筋力における加齢性変化は、骨格筋量の加齢性変化をおおよそ反映された形で現れます。

筋群による違いがあるものの、20代から30代で筋力のピークを迎えた後、加齢に伴い徐々に低下する。

しかし、上半身と下半身では加齢に伴う低下率が異なる。

20歳時の値を100%とすると、60歳では脚筋力および上体起こしは60%まで低下するのに対して、握力は80%の低下に留まる。

この事は、加齢に伴う下肢および体幹部の筋力(筋パワー)の低下が著しい事を示唆する。

 

加齢に伴う全身持久力の変化

身体活動を持続する為には、酸素を体内に取り込み、主動筋に運搬し、それを消費して筋収縮に必要なエネルギーを生成、供給し続けなければならない。

酸素の運搬は、肺、心臓、血管の各機能によって行われ、その消費は筋活動の程度によって決まる。

それら酸素の運搬系と消費系の機能が緩和されたものが酸素摂取能であり、その最高水準を示す指標が最大酸素摂取量である。

Vo2maxは、個人差や性差はあるが、加齢とともにほぼ直線的に低下する。

その低下率は、特別なトレーニングを行っていない一般人の人では、年間平均0.9~1.0%であり、その主な要因として心拍出量、動静脈酸素較差、肺拡散容量、血液量、筋活動量等の低下が指摘されています。

循環機能では、高齢者において、運動による最大心拍量および最大動静脈酸素較差は両方低下します。

最大心拍量の低下の原因は、最大心拍数と最大一回拍出量のどちらか、あるいは両方が減少することによる可能性が考えられます。

最大心拍数は加齢によって減少するが、加齢に伴う運動時心拍数の減少のメカニズムとして、心臓自体の加齢に伴う器質的変化だけでなく、自律神経系の調節機能の変化、交感神経系刺激による反応の低下が関与していると考えられる。

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高齢者の体力とは? https://healthy-body-gym.com/news/undounitsuite/tairyoku-tesuto.html Wed, 27 Sep 2023 07:08:50 +0000 https://healthy-body-gym.com/?p=6101

体力とは?

体力とは、人間の活動の基礎となる身体的能力と考える。猪飼の分類では、体力は身体的要素と精神的要素とに大別され、それぞれ行動体力と防衛体力にわけられる。

運動能力を規定する要因としては、行動体力が重要であり、体力測定として実際に測定され、体力評価の指標となる。

1964年より文部科学省や2015年に設立されたスポーツ庁の体力、運動能力の調査が行われてきた、2000年からは、日本国民の体位変化、スポーツ医科学の進歩、高齢化などを踏まえた(新体力テスト)

が導入されています。

また、温度調節、免疫、適応の機能としての防衛体力は、ストレスに対する抵抗力があり、生存性の充実した状態である健康を支える体力として、重要な役割を果たしています。

高齢者にとって、防衛体力も健康維持には重要な要素となるが、防衛体力を定量化する方法はまだ確立されておらず、それに関わる要素については何ら測定されていないのが現状です。

 

 

加齢に伴う行動体力の変化とは?

筋、骨格、呼吸循環といった身体の諸機能は、10代後半から20歳代でピークを迎え、30歳代頃から低下し始めます。

加齢に伴う低下率は体力要素によって異なるが、最も顕著な低下が認められるのが平衡性である。

20歳時の値と比較して、40歳で50%、70歳では20%まで低下します。

筋力の代表値である握力は、低下率が最も少なく、70歳でも20歳時の70%以上の筋力を保っている。

その他、全身持久力、瞬発性パワーは、10年間に約10%づつ直線的に低下します。

体力要素の低下率は、加齢に伴い個人差も大きくなり、性差も認められる。

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身体活動と生活習慣病 https://healthy-body-gym.com/news/undounitsuite/gouesu-katudou.html Wed, 20 Sep 2023 03:01:33 +0000 https://healthy-body-gym.com/?p=6095

身体活動と寿命との関係

世界保健機関(WHO)は、世界的な死因リスクのトップ5は、高血圧、喫煙、高血糖、身体活動不足、過体重、あるいは肥満であると発表しています。

身体活動不足は、世界における死因の4位であるとしています。

身体活動や身体活動の客観的な指標である心肺体力と寿命の関係を調査した研究はこれまで数多く報告されています。これらの中から主に日本人を対象とした心肺体力に関する研究を紹介します。

本稿で紹介する研究は、観察研究において最もエビデンスレベルが高いとされるコホート研究です。

コホート研究とは、研究参加者を追跡して対象とする疾患の発生率や死亡率を調査するものである。

 

心肺体力と寿命

日本人男性労働者9986人を対象に実施されたコホート研究では、追跡対象者を心肺体力で5群に分類したあと、14年間追跡し、追跡期間中の総死亡者数を観察した。

心肺体力は、身体活動量の客観的指標であり、質問紙で調査した身体活動量よりも正確に追跡対象者の身体活動状況を把握する事が可能である。

各郡の交絡因子の違いを調整した上で死亡率を比較している。

その結果、心肺体力と死亡率の間に負の量反応関係があることが示され、心肺体力が最も低い群と比較して、最も高い群では61%低い相対危険度を示していた。

 

 

身体活動と生活習慣病の関係

定期的に身体活動を実施する事によって、心肺機能の改善がもたらされ、冠動脈疾患危険因子の低下や疾患罹患率、あるいは死亡率の減少と言った効果が得られる事が報告されています。

2000年のアメリカ医学会は、身体活動と健康の関係調査したコホート研究をレビューし、身体活動の実施がさまざまな生活習慣病に対して予防的に働くと報告されています。

厚生労働省では、健康づくりの為の身体活動基準2013策定時に実施したコホート研究を対象とした系統的レビューの結果、身体活動によって、2型糖尿病、循環器疾患

ガン、ロコモ、うつ、認知症などに罹患するリスクを下げる事ができると報告しています。

さらに、2020年にWHOが発表した身体活動、座位行動のガイドラインでは、身体活動の実施によって心臓病、2型糖尿病、がんが予防され、うつや不安の症状が軽減され、思考力、学習力、総合的な幸福感を高められると報告されています。

そして、身体活動によって妊婦および産後の女性、慢性疾患や障害のある人を含むすべての人に健康効果が得られています。

心肺体力と生活習慣病の関係を調査した研究についても、これまで数多く報告されています。

これらの中から日本人を対象としたコホート研究を代表的な疾患を次回のブログで紹介します。

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生活習慣の予防と現状 https://healthy-body-gym.com/news/shiseinitsuite/seikatusyukannbyou-yobou-ken-sin.html Tue, 19 Sep 2023 05:58:55 +0000 https://healthy-body-gym.com/?p=6091

生活習慣病の予防と現状

日本において、悪性新生物(ガン)、心疾患、脳血管疾患など、生活習慣と関連があると考えられる疾患が死因の上位を占めている。

1996年、厚生省では、それまで使用していた成人病という用語を生活習慣病に変更した。

この変更の目的は、生活習慣を改善する事によって、疾病の発症や進行が予防できるという認識を醸成し、実際の行動に結び付けていく効果を目指すものであった。

そして、厚生省、2005年に国内の8つの医学会が共同でメタボリックシンドロームの診断基準を策定した事を受け2008年にメタボ検診とも呼ばれる特定健康診査、特定保健指導を開始して生活習慣病の予防に向けた具体的な取り組みを開始した。

メタボリックシンドロームは、生活習慣病の初期症状ともいえる症候群(シンドローム)である。

喫煙、過度の飲酒、不適切な食生活、身体活動不足などの不健康な生活習慣を続ける事によって、メタボリックシンドロームになり、その後、肥満症、糖尿病、高血圧症、脂質異常症、がんなどの生活習慣病を経由して生活機能の低下や要介護状態に陥るというものである。

特定健康診査、特定保健指導という新たな取り組みは、健診によって、内臓脂肪の蓄積を始めとするメタボリックシンドロームの症状を把握し、保険指導によって健康な生活習慣への気づきを促してメタボリックシンドロームやその先の生活習慣病、さらには生活機能の低下や要介護状態に陥ることが未然に予防され、健康上の問題で日常生活が制限される事なく生活できる期間と定義されている健康寿命の延伸が可能になる。

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高地環境と運動について https://healthy-body-gym.com/news/undounitsuite/zyou-kouchi.html Fri, 15 Sep 2023 06:56:13 +0000 https://healthy-body-gym.com/?p=6088

高地、低酸素環境とは?

高度の上昇に伴って大気圧は低下し、大気密度が小さくなり、大気1L当たりに含まれる酸素の量も少なくなる。窒素、酸素、二酸化炭素の割合は高地でも海抜0メートルと変わらない為に、大気圧の変化を反映してガス分圧は変化します。

したがって、高地環境では大気圧とともに酸素分圧も低下し、低圧、低酸素状態になる。

平地と比べて酸素分圧が低い状態を低酸素と呼んでいる。

高地環境、いわゆる低圧、低酸素環境は運動を制限する因子にもなり、高度の上昇に伴って最大酸素摂取量指数関数的に減少します。

特に1,500m以上~1,000m上昇するごとにVo2マックスは10%低下するとされている。

例えば、富士山頂上では平地と比べて約20%の低下となり、さらにエレベスト頂上では60%の低下となる。

高度の上昇によってVO2マックスが低下する要因は、主に、低酸素によるSaO2の減少によるものである。

高地環境でのSaO2の低下は、Vo2マックスの低下にも示されるように最大運動能力への影響のみならず、私たちの日常における身体活動のような最大下運動時にも、呼吸、循環機能に対してより大きな影響を与え、高地環境での運動中の心拍数や分時換気量は平地と比べて増大する。

高地環境では、気圧の低下により空気密度は低く空気抵抗も小さくなる為に、短距離や跳躍のパフォーマンスは向上する。

一方で、酸素分圧の低下によって低酸素状態となるために、中距離以上の持久的競技種目においてはパフォーマンスが低下する事になる。

低酸素状態が長く続くと、厳しい低酸素状態で滞在や運動を行うと、頭痛、吐き気、めまいやふらつき、食欲不振などの高山病の症状が現れる事がある。

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日射病や熱中症について https://healthy-body-gym.com/news/undounitsuite/niltusyabyou-toutuu-ni.html Fri, 08 Sep 2023 03:42:27 +0000 https://healthy-body-gym.com/?p=6083

熱中症について

気温が皮膚温を上回るような場合や、相対湿度が高くなった場合には、輻射、伝導や蒸散を十分にできなくなり、熱中症や日射病になる危険度が高くなります。

熱中症は、気温と湿度の高い環境下で生じる健康障害の総称です。

熱失神では、炎天下などの温熱環境にさらされると、皮膚血管の拡張と下肢への血流貯留の為に血圧の低下や脳血流量の減少が起こす。

熱失神は、風通しが良く、日陰や涼しい所で足を高くして寝かせると通常は回復します。

熱痙攣では、大量の発汗により水とナトリウムを失ったにも関わらず、水のみを摂取して血液中のナトリウム濃度が低下した場合に生じる。

痛みを伴う筋痙攣がみられます。

塩分濃度の高い飲料や補給や点滴で回復します。

例えば、オーエスワンやポカリスウェットなどが効果的です。

次に、熱疲労について解説します。

熱疲労は、発汗による脱水と皮膚血管の拡張による循環不全の状態です。

脱力感や倦怠感、めまい、頭痛や吐き気などの症状がみられます。

スポーツドリンクや水分と塩分を補給する事によって回復します

嘔吐などにより水が飲めない場合は、点滴などが有効です。

 

 

日射病や熱射病について

過度に体温が上昇して、脳機能に異常をきたし、運動障害や意識障害や体温調節機能が破綻した状態である。

体温の高い状態が持続されると脳だけではなく、多臓器障害を併発して死亡率を高める為、いかに早く体温を下げて意識を回復させるかが重要となる。

現場では救急車を要請し、同時に、速やかに水をかけたり、ぬれタオルをあてて扇ぐ、脚の付け根などに太い血管のある部分に氷やアイスバッグを当てるなどの冷却処置を行う事が必要である。

暑熱環境下において安全に運動、スポーツ活動を実施するには、環境温度に応じた実施の判断や対応が必要となり、状況によって運動を中止する事を求められる場合がある。

環境温度の基準は気温、湿度、輻射熱の環境因子を考慮した湿球黒球温度が良く用いられます。

 

暑熱環境での運動対策

暑熱環境下での運動や身体活動では、安全が優先されなければならない。

その為に、熱中症予防の運動指針を踏まえた運動実施に加えて、あらかじめ暑熱環境に慣れておき、過度の脱水や体温上昇を回避する為に水分補給がとても重要です。

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