肩こりと栄養不足
皆さんこんにちは
HealthyBodyパーソナルジムです。
本日は肩こりと食事の関係についてお話ししていきます。
- 1 栄養不足は肩こりの原因?
- 2 各栄養素の不足が肩こりを引き起こすメカニズム
- 3 肩こりの解消の為に摂取していきたい栄養素と食べ物
栄養不足は肩こりの原因?
厚生労働省がおかなった調査によると、普段から自覚症状のある肩こりは女性で第1位、男性では2位となっています。
- この結果からわかる様に、年齢や性別に関わらず肩こりにお悩みの方はとてもたくさんいらっしゃいます。
頭や腕の重さを常に支え続け、姿勢を良く保とうとするために、普通に生活しているだけでも首から肩にかけての筋肉は常に負担がかかっています。
緊張して硬くなった筋は、血流の流れが悪くなっています。そして、血流がトド怒ると痛みを感じる疲労物質が蓄積し、痛みを感じるようになります。
肩こりとは、つまるところ血流の滞りが原因となっています。
長時間のパソコン作業やスマホなど日常生活での首肩へ負担のかかる習慣が肩こりの原因になる事はもちろんのこと、筋肉の血流不足や疲労の蓄積に関わってくるのが栄養です。
各栄養素の不足が肩こりを引き起こすメカニズム
【ビタミンB群】
ビタミンB群は、細胞がエネルギーを作り出し活発に活動する為に必要なビタミンです。 - 特にビタミンB1は糖質(ブドウ糖)が体の中でエネルギーとして使われるために必須のビタミンです。
現代人は、白米や小麦、砂糖たっぷりのお菓子など摂るようになっている為ビタミンB1の必要量が増え不足しがちになっています。また、ビタミンB6は細胞がタンパク質からエネルギーを作り出すために必要なビタミンです。
ビタミンB12は神経の働きを正常に保つために必要な役割を持っています。
これらのビタミンも筋肉の働きを保つために大切な役割を担っています。
【ビタミンE】
ビタミンEには、血管を末端まで拡張し、全身の血流を良くする働きがあります。不足すると、凝り固まった筋肉の血流がより悪くなり更に肩こりを悪化させていきます。
【クエン酸】
クエン酸は、筋肉疲労を回復させるために使われます。
厳密にお話しすると、クエン酸も細胞がより効率的にエネルギーを作り出すサポートをしているので、クエン酸を摂るとよりエネルギーが生み出されて疲労感が出にくくなります。肩こりは慢性的に筋肉が披露している状態の為クエン酸が不足すると肩こりが改善しにくくなります。
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肩こりの解消の為に摂取していきたい栄養素と食べ物
ビタミンB群のうちビタミンB1は大豆や豚肉、ゴマ、ウナギなどに豊富に含まれています。
注意点として、納豆はビタミンB1が発行の発酵の過程でで少なくなりビタミンB2やビタミンKなどが増えてくるので目的に合わせて大豆食品も選ぶと良いです。ビタミンB2は卵、納豆、サケ、海苔など、ビタミンB6はカツオやマグロ、ニンニクなどに多く含まれます。
総じてビタミンB群は魚介類に多く含まれるため積極的に食べていきたいですね!
- ビタミンB1は、ネギなどに多く含まれるアリシンと一緒に食べるとより高い効果が得られることが知られています。特に、リンゴ型肥満のタイプの方は糖質をエネルギーに変える力が弱いためガンガンにネギを食べると良いです。
ビタミンEはカボチャ、アーモンド、ウナギに豊富に含まれています。
クエン酸は、かんきつ類などすっぱいものに多く含まれピンクグレープフルーツなどがお勧めです。
フルーツは防腐剤などが使用されていない国産のものを選ぶとより健康に良いです。果物に多く含まれるビタミンCはストレスへの体制を上げるため、現代人は積極的に摂取していきたい食べ物です。
筋肉的な肩こりだけでなく、精神的な要因で起こる肩こりも食べ物を食べる事で軽減できる可能性があります。主食になる穀物に玄米や雑穀米などを取り入れるとビタミンB群をはじめ、現代人の不足しがちなミネラルも合わせて摂取する事が出来ます。
様々なサプリメントなど栄養不足を補うものが数多く出回っていますが、サプリメントはあくまで食事で不足したものを補うためのものです。
基本に立ち返り、バランスの取れた良い食生活を心掛ける事は肩こり改善だけでなく様々な病気を未然に防ぐ役割があります。美味しく楽しく続けられる健康的な食事を心がけましょう!
全ては皆様の健康の為に。本日も最後までブログをみて頂き有難う御座いました。
HealthyBodyパーソナルジム