スクワットを行う上で大事なこと

皆さんこんにちは!ヘルシーボディーの大熊です。本日は前回の続きでスクワットの解説をしていきたいと思います。

前回スクリューフォームムーブメントについて解説したと思います。今回は残りの解説を行います。残りは全て繋がってくる話なのですがまず重心はかかとでもつま先でもなく足裏の中心です。つま先に傾いてしまっているのはまだいいですが、かかと重心であまりいいことはありません。しっかりと踏ん張るためにも重心は足裏の中央を意識しましょう。しゃがんでくるとかかとに体重が乗ってきてしまう方がいらっしゃいます。それは股関節伸展筋群(主にお尻の筋肉)の柔軟性が負けてしまい骨盤が倒れてしまう。その結果として重心がかかとに寄ってしまう。という現象が起きるわけです。どうやってもかかとに寄ってしまう方はお尻周りのストレッチから入るようにしましょう。

しゃがみ込む深さやフォームについてですが、私はパラレル(太ももが地面と平行)までなんならハーフくらいでもいいと思っています。なぜかというと股関節が最大に筋力を発揮する瞬間がパラレルからハーフの間らへんだと言われているからです。そのためフルまでしゃがまなくてもかなりの効果が得られるのではないかと思っています。肥大にはフルまでしゃがんだ方がいいという研究もありますので最低パラレルまではいきましょうと捉えてくれていいと思います。

フォームは上半身とスネが平行(に近い)な状態になっていることが基本になります。なぜかと言うと地面から受ける影響や腰や膝への負担を考えるとこのフォームが一番安全だといえるからです。一昔前だと「スクワットは膝を出すな」と言われていました。これが広まった経緯はよく知りませんがこのフォームだと確かにお尻周りやももの裏側の筋肉をターゲットにでき肥大は見込めると思います。ただその場合脊柱への負担がかなり増えてしまいます。いくら肥大するからと言って怪我のリスクも上げてしまうのは私のトレーニング論に合いません。そのためスクワットでは膝は適度に前に出るようなフォームが望ましいといえます。

「じゃあお尻やもも裏にターゲットを置きたい場合はどうすればいいんだ」というご意見に関してはしっかりと対応させていただきます。しかもスクワットでお尻メインにする場合と同程度でしかも怪我のリスクもかなり軽減されたものを用意していますので気になる方、スクワットで腰に違和感を感じている方は、ヘルシーボディで500円の体験がございますのでぜひお越しいただいて実際に実感されてみてはいかがでしょうか。

そして本日で今年の営業は終わりです。今年はお客様のおかげで無事に終える事ができました。ありがとうございます。来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。全ては皆様の健康の為に。