ジムで安全なトレーニングメニュー

ジムで安全なトレーニングメニュー

皆さんこんにちは!ヘルシーボディーの大熊です。今回はトレーニングメニューで比較的安全なものと注意が必要なものとその根拠を解説していきたいと思います。

安全にトレーニングを行う場合、筋肉の特性を良く理解しておかなければなりません。まず筋肉というのは関節が真っすぐなっている状態からだと上手く力を発揮できない構造になっています。では関節を伸ばしきった時はどこに負荷がかかっているのでしょうか。答えは腱と靭帯です。つまり関節可動域を取ればとるほど筋肉から腱に負荷が移行していくという事です。さらに言ってしまえば怪我のリスクなどを考えるとフルレンジは(動くのが可能な限界の範囲のこと)は避けた方がいいという事です。

では私がトレーニングを行う時にフルレンジを使わないのかと言うとそんなことはありません。なんならフルレンジメインです。可動域を多くとる事や狭い事、どちらも肯定も否定もしていません。これらの疑問のヒントは反動にあります。一番関節に負荷がかかる瞬間(ここでは関節が伸び切る時)に反動を使って回避するというテクニックが必要になります。反動を使う事で効果が薄くなってしまうという方がいらっしゃいますがそれは誤解です。多くの場合無理な位置で負荷を受けてしまい腱にダメージがあったことを筋肉痛の事と勘違いしてしまっています。実際に筋肉にかかっている負荷は同じです。負荷が同じであれば安全な方が何倍もいいですよね。

簡単に例を挙げるとベンチプレスで胸につけた状態になる。スクワットでしゃがんだところで止める。アームカールで腕を伸ばしきるまで降ろす。などの行為はかなり危険だという事です。この状態になる直前で反動を使い回避できるように意識する必要があると思います。その方法は当店で教えていますのでぜひお越しくださいませ。全ては皆様の健康の為に。