[腰痛,ストレッチ,原因,マッサージ,対処]腰痛の原因について解説

皆さんこんにちは!ヘルシーボディーの大熊です。本日も腰痛の解説をしていきたいと思います。

今日話すのは骨盤の歪みについてです。腰痛での骨盤は大きく分けて「前傾」と「後傾」と分かれます。どちらかが強すぎてしまうと腰痛となって現れてくるという事です。では何を基準に前に後ろに傾いてるのでしょうか?これには基準が設けられていて

「ASISから真後ろに線を伸ばし貫通した箇所から指2本分上にPSISがある」

のがニュートラルのポジションになります。ASISというのは簡単に言えば骨盤を前から触れる箇所の事を言います。PSISはちょうど腰のベルトにあたる部分です。これらを線で結んで指2本分腰側が上にあれば正常な位置にあると考えていいと思います。逆に指が3本以上余裕があれば「前傾」だし直線で結べてしまうのであれば「後傾」だと判断ができるわけです。それが分かれば次はその傾きがなぜ起きているのかを探ります。今回は後傾を例にお話をしていきます。

筋肉の中で後傾を促す筋肉が存在します。それが大きく分けて腹直筋(腹筋)と大臀筋(お尻)とハムストリングス(太ももの裏側)の3つです。これらが固まってしまうことで骨盤を後ろに傾くように作用してしまうため後傾の状態が通常になってしまうというわけです。

ちなみに前傾筋は大きく分けて脊柱起立筋(脊柱に沿ってついている)と腸腰筋(骨盤の前側)と大腿四頭筋(太ももの前)の3つです。これらの筋肉が固まってしまうと前傾の状態として痛みが出る場合があります。その場合はストレッチやマッサージなどのテクを用いて柔らかくする必要があるという事です。

一方で逆に前傾筋が弱すぎて後傾筋に負けた結果、骨盤が後傾しているという状態も考えられます。その場合は弱い方を鍛えてあげて骨盤を正しい位置に調整してあげるといいでしょう。そのトレーニング方法やチェック方法などは次回書こうと思います。

 

今回もここで終わりにしたいと思います。全ては皆様の健康のために。