[腰痛,ストレッチ,原因,マッサージ,対処]腰痛の根本原因について

皆さんこんにちは!ヘルシーボディーの大熊です。本日も腰痛について解説していきます。

前回は前傾後傾がなぜ起こるのかというお話をしました。今回は前回の補足をしていきたいと思います。

前傾と後傾を調べるチェック方法として回旋運動というのがあります。左右差があることが前提になってきますが腰(正確には腰ではありません)を左右にひねった時に右か左か回りやすい方向があると思います。今回は右に回りやすいということを例に話を進めます。右に回りやすいという事は回りやすい構造に日ごろからなっているという事です。右回旋を行うと右の骨盤が後傾し左の骨盤が前傾します。これに当てはめると右に回りやすいという事は右の骨盤が後傾し左の骨盤が前傾しているという事が分かります。左に回りやすい人は今話した内容が全て逆になります。

どちらに傾いているかが分かったことと思いますが単純に前回話した対処法が使えるというわけでもありません。問題はどのタイミングで腰痛の痛みが出るかどうかです。右に更にひねった時に痛みが出る場合は、後傾している右骨盤がさらに後傾することで右の前傾筋が過剰に引っ張られ痛みが発生します。もしくは右にひねった時に前傾している左骨盤が更に前傾することで左の後傾筋が過剰に引っ張られて痛みが発生します。左にひねった時の話は今の解説は全て逆でとらえてください。

情報が多くてこんがらがってしまいますがもう一つあります。それは右に回りやすい人が左回旋を行ったときに痛みが出る場合があります。左回旋をし右骨盤が前傾していくにつれ右の後傾筋が固くてそれ以上動かないと痛みが発生します。逆に左回旋をし左骨盤が後傾してくるときに左の前傾筋が固くてそれ以上動かず痛みが発生します。

それがチェック出来たら固い場所がストレッチ、弱い場所はトレーニングの対象になるという事です。

このようにどのタイミングで痛みが出るかで対処法が変わりますのでただ単に腰が痛いからと言って腰部のマッサージだけで解決しないように気を付けましょう。

次回トレーニングの解説をして終わりたいと思います。全ては皆様の健康の為に。