股関節の痛みについて

プラス1>「股関節の痛み」放っておいて大丈夫? 部位や原因を ...

皆様おはようございます。Healthy Bodyパーソナルトレーニングジムです。四谷三丁目で股関節に痛みがある方、四ツ谷で股関節に痛みがある方お待ちしております。

目次

 

  • 最初に股関節の参考可動域は125°です。日常生活動作(ADL)で股関節を125°以上上げたりする歩行は少ないため、血流不足により股関節に痛みが生じる場合があります。先天的、後天的に、臼蓋形成不全といって臼蓋側のかぶりが浅く、股関節が不安定になっている事により大腿骨頭と臼蓋がぶつかって痛みが生じている場合があります。ぶつかっている事によって新たな骨(過形成)の骨棘がでてきて痛みが生じている方もいらっしゃいます。

    血流不足以外での痛みは他にあります。

    ペルテス病・・・小児の3歳~12歳で多く女性より男性で好発します。小児期の大腿骨頭核での栄養血管が途絶えて発生すると言われています。

    早期で発見されるのは、跛行といって歩行に以上をきたしている状態があり家族が気付く事があります。

    大腿骨前面や外側部や膝関節の内側部に痛みが生じています。

    単純性股関節炎・・・この原因は、ウイルス感染に対するアレルギーだとも言われていますが、はっきりとした原因はわかっていません。

    予後は、良好で3歳~10歳で起こる事があります。

    単純性股関節炎の特徴は、股関節を曲げた時に大腿骨が内旋(内側に回転する)し、微熱がある事があります。

    大腿骨頭すべり症・・・大腿骨頭の頸部が後方に転位し、肥満児の男児に多い。内分泌の異常や力学的異常と考えられている事がある。

    明確な理由は明らかになっていません。

    ドレーマン兆候といって股関節、屈曲、外転、外旋がおこり大転子が高位になります。

    また、トレンデレンブルグ兆候になります。トレンデレンブルグ兆候とは、お尻の横に付着している中殿筋という筋肉が弱い方が倒れてしまいます。

    この兆候は、中殿筋麻痺や中殿筋の筋力低下でもおこります。

    後遺症では、大腿骨頭壊死や軟骨壊死がおこる場合があります。

    大腿骨頭壊死症・・・特発性大腿骨頭壊死症で原因は明らかになっていませんが両脚に多く発生し副腎皮質ステロイドホルモン(痛み止め)やアルコール多飲歴が深く関与しているとも言われています。

    股関節に外転、内転制限がみられます。

    変形性股関節症・・・変形性股関節症は1次性股関節症と2次性股関節症があります。1次性股関節症は、関節軟骨細胞の機能低下や加齢に伴う退行変性による関節の変化での破壊、変形、修復がみられるものです。

    2次性は、発育性の股関節形成不全と言われています。

    運動痛や歩行時痛がおきて股関節だけではなく、臀部痛や大腿部痛や膝部痛などを訴える方がいらっしゃいます。

    仰向けで股関節を曲げた時に、通常より曲げにくくなります。(トーマステスト)

  • 筋肉はどの筋肉が関与しているかは、腸腰筋や恥骨筋長内転筋や短内転筋や薄筋、縫工筋、大腿直筋など関与しています。腸腰筋 起始 第1~第5腰椎の横突起下縁、第12胸椎椎体の側面停止 大腿骨小転子と大腿骨骨幹部

    機能 股関節 屈曲、外旋

    神経支配 腰神経叢、大腿神経(L2、L3、L4)

     

     

    腸腰筋を鍛えても「使えなければ」不調は取れない?:アトラ ...

    縫工筋 起始 上前腸骨棘とその下の切痕部

    停止 脛骨粗面内側

    機能 股関節 屈曲

    膝関節 屈曲

    股関節 外旋

    神経支配 大腿神経(L2、L3)

    ひざが痛い人はココが硬い(縫工筋) | 松山市の「ゆかい整体」

    大腿直筋 起始 下前腸骨棘と寛骨臼後方上部

    停止 膝蓋靭帯を通して脛骨粗面

    機能 股関節屈曲(曲げる)膝関節伸展(伸ばす)

    神経支配 大腿神経(L2、3、4)筋肉研究所 これが本当の健康づくり運動

     

     

     

    短内転筋 起始 恥骨下枝の前面

    停止 大腿骨恥骨筋線の下方3分の2

    粗線内側唇の上方2分の1

    機能 股関節の内転

    股関節に伴う股関節の外旋

    神経支配 閉鎖神経 (L3 、L4 )

    長内転筋  起始 腸骨前面で恥骨稜のすぐ下

    停止 大腿骨粗線の中間3分の1

    機能 股関節 内転、股関節の屈曲の補助

    神経支配 閉鎖神経(L3 、4)

  • どうやったら改善されるの?日常生活動作125°以上上げないと腸腰筋の機能は働かない傾向にあるのでオーバーボールで足を回したり、足上げの運動(ニーアップ)を取り入れて頂く必要があります。股関節の内側に関しては、ボールを挟み込むトレーニングや膝の内側に縮ませるトレーニングを行う事によって血流促進され痛みは緩和されます。

    しかし、先程お伝えしました、単純性股関節炎以外の疾患に関してはドクターと相談して頂く事をオススメします。