鵞足炎と腸脛靭帯炎について
皆様こんにちは。HealthyBodyパーソナルトレーニングジムです。
目次
- 1 鵞足炎
- 2 腸脛靭帯炎
最初に鵞足炎は、脛骨近位内側部の縫工筋、薄筋、半腱様筋の付着部である鵞足部に生じる慢性の外傷です。
膝の外反のアライメントや下腿の行き過ぎた外旋にハムストリングスや膝の外反の増強膝の曲げ伸ばしの過使用によって炎症をおこしてしまいます。
症状としては、膝の内側の自発痛や鵞足部の圧痛階段症候時の疼痛増悪、腫れが特徴的です。
評価としては、鵞足部の圧痛や鵞足部の圧痛、階段症状の疼痛憎悪、腫脹が特徴的です。
トレーニングは、ハムストリングスや鵞足構成筋の柔軟性回復や膝のアライメント改善、動作時の下肢アライメントのコントロールが行われます。
次に、腸脛靭帯炎について解説していきます。
腸脛靭帯炎は、大腿骨の外側上顆(大腿骨の外側上部)と腸脛靭帯の間に生じる炎症症状を主とした慢性の外傷です。
長距離ランナーの長時間の膝屈曲伸展運動によって発症する事が多いです。
腸脛靭帯炎は、大腿骨の股関節外転筋肉の低下やランニング時の股関節内転の増大、後ろ脚の足部の外反などが原因として考えられます。
大腿骨の外側上顆付近の痛みと、熱や腫れはおきない事が多く膝関節を曲げる20度~30度曲げるくらいになると腸脛靭帯から大腿骨外側上顆ぐらいまで痛みが生じる場合があります。
評価は、腸脛靭帯を圧迫しながら膝関節を伸ばすテストで(noble compression test)が用いられます。
改善を行うには、大腿筋膜張筋や、腸脛靭帯のストレッチ、股関節の外転筋の強化、トレーニングの軽減が行われます。
筋力アップやトレーニングによって改善するものもありますのでそこを見極めて、厳しそうであればドクターと連携し運動を行っていいのかいけないのかを聴く必要性があります。
本日も最後までブログを見て頂き有難う御座いました。
全ては皆様の健康の為に。