炎症について
皆様こんにちは。HealthyBodyパーソナルトレーニングジムです。
目次
- 1 炎症反応とは?
- 2 オプニン効果とは?
炎症反応には、腫れ、発赤、発熱、痛みの4つがあります。TNF-αやIL-1は、血管内皮細胞に作用し、血管を拡張させたり、血管の透過性を亢進させたりします。
それに伴って、その部位の血流が増加して発赤や発熱が起きたり、体液が血管から組織に流出する事で腫れが生じたりします。
炎症のサイトカインは、全身に影響を及ぼします。例えば、IL-1,IL-6,TNF-αなどが脳の視床下部の発熱中枢に作用する事で発熱が起きます。
発熱は、病原体の増殖を抑制し、免疫細胞を活性化する働きもあります。
マスト細胞や好中球などから分泌される発痛物質は、痛みを介して身体を安静にさせます。
生体の負荷を軽減させる作用もあります。
炎症反応には、プロスタグランジンやブラジキニン、ヒスタミン、セロトニン、ロイトコリエンなどの物質が関与しています。
これらの物質を炎症メディエーターと総称されます。
サイトカインストームは、病原体を排除した後に免疫反応が収まらず、過剰な炎症が続く状態です。
腫れや発熱などが短期間起こる急性炎症に対して、強くならない炎症が長期間にわたって起こる状態を慢性炎症といいます。
感染現場の最前線で戦うのは、好中球です。
マクロファージが分泌する遊走因子を手がかりにして感染現場に移動します。
好中球は、細菌などの病原体を細胞内に取り込み、酸素や殺菌物質によって分解する。
この作用をエンドサイトーシスといいます。
次に、オプニンとは?
病原体に張り付いて食細胞の貪食を促進する物質をオプソニンと総称し、病原体にオプソニンが張り付く事をオプソニン化と呼びます。
補体は、小さなタンパク質で、30種類以上が知られています。
病原体に張り付いたり、他の補体を活性化したりする事で、オプソニンとして機能します。
B細胞が作り出す抗体もオプソニンとして働きます。
病原体に抗体が結合すると、マクロファージなどがもつレセプターFcレセプターが抗体に結合し貪食しやすくなります。
最後までブログをみて頂き有難う御座いました。
全ては皆様の健康の為に。