サプリメントの効果とオススメについて

サプリメントには、必須栄養素（ビタミン、ミネラル、タンパク質、アミノ酸、糖質など）ハーブ、植物を始め、健康維持やパフォーマンス向上を見込んで開発された成分など、非常に多様な製品が世界に存在しています。

米国や欧州、オーストラリアではサプリメントに関する考え方について言及されています。

国立スポーツ科学センターによって、スポーツフード&サプリメントとして情報が発信されています。

各国によって捉え方や市場も異なっており、サプリメントを明確に分類する世界共通の方法は存在しないと考えられています。

ゼリー飲料やバー、プロテインパウダーなどのスポーツフードを、サプリメントとして捉えるか否かには賛否があると推察されています。

国際オリンピック委員会（IOC）が2018年に発表した声明においては、（スポーツフーズ）ならびに、栄養補助を目的とした（メディカルサプリメント）パフォーマンスの向上を目的とした（エルゴジェニックエイド）健康や身体の適応を目的としたい場合は、ヘルスサプリメントの大きく4つに分類されます。

トレーニング量の多い方や大幅な増加や増量など、試合に向けたウエイトコントロールなど、一般人と比較して、特異的にエネルギー量やビタミン、ミネラルを必要とする事が多いでしょう。

エネルギーについては、徐脂肪体重の増加や月経周期の黄体期におけるトレーニング、寒暖への適応、ストレス、高地などで必要量が増加し、炭水化物や蛋白質を中心に食事で補助しきれない場合にはスポーツフードを活用する事が多い。

メディカルサプリメントやヘルスサプリメントでは、主にミネラルやビタミンなどの欠乏を予防し、低栄養状態を改善する事を目的に使用します。

一方でエルゴジェニックエイドは、わずかなパフォーマンス向上により使用を検討される場合があります。

これらのサプリメントの使用にあたっては、選手自身へ栄養アセスメントを行う事が重要である。

栄養アセスメントは、栄養上の問題やその原因を特定する為の体型的なデータを収集して検証するプロセスを伴う為、スポーツ栄養に関する専門性を考えながらサプリメントの使用を検討する必要がある。

サプリメントで有効に活用する上で、前述の栄養アセスメントは、前提条件でありますが、サプリメントそのものの安全性や信頼性、ドーピングにおいての弊害についても十分に考慮する必要がある。

わが国では、スポーツにおけるドーピングの防止活動の推進に関する法律が施行されました。

目的は、スポーツ基本法及びスポーツにおけるドーピングの防止に関する国際規約の趣旨にのっとり、ドーピング防止活動に関する施策を総合的に推進し、もってスポーツを行うものの心身の健全な発達及びスポーツの発展に寄与する事と明記されています。

この法律が示すように、国内はもちろん世界的にもアンチドーピングに対する意識は高まっています。

高いエビデンスレベルに基づき摂取して良いものか摂取しない方がよいのかを見極めなくてはなりません。

ご自身で試してみながら摂取する事をオススメします。

最後までブログを読んで頂き有難う御座いました。

全ては皆さまの健康の為に。