月経周期とコンディショニングについて
皆様こんにちは。HealthyBodyパーソナルトレーニングジムです。
目次
- 1 月経によるパフォーマンスへの影響について
- 2 うつ病とオーバートレーニングについて
月経のホルモン濃度によって、女性の心身に様々な影響を及ぼし、日常生活に支障をきたす事もあります。
特に月経期間中には、下腹痛や腰痛などを中心症状とした月経困難症が月経前の黄体期には、身体的症状(体重増加、浮腫、食欲亢進、眠気)など精神症状が出現する。
いらいらや気分の落ち込み(月経前症候群)などが知られている。
月経周期によって筋力や筋持久力、有酸素能力などの身体能力や競技パフォーマンスそのものが変化する事を明確に示す知見は示されていないが、月経周期に伴う身体症状や精神状態の変化が
アスリートのパフォーマンス発揮や競技へのモチベーションなどに影響する可能性は十分に考えられる。
女子学生アスリートの約8割が月経周期によるコンディションの変化を感じており、自覚的コンディションが最も悪いのは月経中や月経前が多く、反対に最も良いのは月経終了~数日後が多かった事が報告されています。
月経痛が強く日常生活や練習に支障があったり、鎮痛剤の使用量が増えたりしている場合月経前のパフォーマンス低下が顕著な場合などには、婦人科の受診をすすめます。
月経に伴うコンディションの変化は個人差が大きく、また個人内変動も大きいため、基礎体温と主観的症状の記録などによりアスリート自身が月経周期に伴う自分のコンディショニングの変化
を把握する事が大切である。
その上で、低用量ピルの使用で月経周期を調整し主観的コンディションの良い時期と試合や練習日程とを合わせることも可能である。
2 オーバートレーニング症候群とは、過剰なトレーニング負荷によって運動能力や競技成績が低下し、短期間の休息で疲労が回復しなくなった状態を指し、抑うつ感や意欲の低下、不眠、食欲の低下、不眠や食欲の変化など幅広い症状が含まれています。
オーバートレーニングシンドロームは、スポーツ医、科学の分野で競技パフォーマンスの低下という現象を中心に研究されてきた概念です。
オーバートレーニングシンドロームの有病率を示した研究は非常に少ないが、持久系競技のアスリートにおける報告が多いようです。
中学生で男女ともオーバートレーニングシンドロームを経験していると事が報告されています。
抑うつ状態を呈する精神疾患の代表であるうつ病(大うつ病)とOTSとの症状には共通づる部分がかなり多い。
OTSでは高強度トレーニングに伴う身体的パフォーマンスの低下が主症状となる。
アスリートのうつ病がスポーツ現場においてOTSとして解釈される可能性やOTSとうつ病とは同様の病態生理が背景にある可能性が指摘されている。
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全ては皆様の健康の為に。