なぜ人は忘れてしまうのか?
皆様こんにちは。HealthyBodyパーソナルジムです。
目次
- 1 もの忘れが多い、もの覚えが悪いの仕組みについて
- 2 記憶の天才とは?
何かを記憶する時は、特定のシナプスで結びついた記憶の回路に電気信号が流れる。記憶の対象を思い出す時は、その回路に電気信号が流れる事で記憶が引き出され再生されます。
覚えているはずの事、体験した事の一部だけが思い出せないのは、記憶を再生する電気信号がパワーダウンしてしまっている為です。
気力や集中力が衰えたために思い出せという指令を伝達する電気信号が不足して、記憶の回路に入り込めなくなってしまう。
一方で、もの覚えの悪さの加齢による影響が大きい。記憶の際、大脳皮質では多くの神経シナプスが組み合わせられ回路を形成しています。
意味記憶は、加齢によって増大する一方である為、こうした回路が満杯になる事により、記憶が困難になり新しくものを覚えることが苦手になったと感じる。
なお、加齢によって低下するには近時記憶の記銘のみであり、他の能力はさほど低下しないと言われている。
2 次に、サヴァン症候群の不思議について解説していきます。
自閉症ほか、様々な発達障害をもつ患者の中にはまれに、常人では考えられないような能力を発揮する人がいる。
こうした例を、サヴァン症候群という。
並べられた映像記憶能力を持ち、一度みただけの航空写真の内容を細部まで描く事ができたりする。
楽譜を読めないのに、一度耳にした曲をたちどころに演奏できる例もある。
サヴァン症候群に関する報告で最も早いものには、1789年にアメリカのラッシュによる報告がある。
報告された患者には知的障害があり、複雑な算数はできなったにも関わらず、カレンダーに関する不思議な計算能力を持っていた。
たとえば、70年と17日と12時間生きた人が全部で何秒生きた事になるかという質問に、うるう年の計算も含め正答する事ができたという。
1887年には、イギリスのダウンが学習の力に先天的な障害をもつが、ある分野で天才的な能力を発揮する患者10人を賢い白痴として報告した。
この呼称は差別化であるとされていて現在は使われていないが、サヴァン症候群という名称の由来となっている。
サヴァン症候群の実態は謎めいているが、自閉症と同様に患者の多くが男性である事、また大脳左半球に損傷を持つ事が指摘されている。
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全ては皆様の健康の為に。
気力や集中力