リハビリや腰痛の考え方は?
皆様おはようございます。
目次
- 1 リハビリとは?
- 2 起立性低血圧とは?
- 3 腰痛とは?
- 4 足底筋膜炎
リハビリテーショントレーニングとは?
リハビリテーションの意味は(re)再び、戻すという意味です。
Habilis(適した、ふさわしい)から成り立っています。
- 重量、回数、スピード
トレーニング経験や患部の状態、目的に合わせた重量や回数を調整します。
トレーニングが浅く筋委縮がみられる場合は、低重量、高回数で行います。
- 筋収縮の様式
等尺性筋収縮→等張性収縮(短縮性)→伸張性→プライオメトリクストレーニング
筋量や筋出力の増大には、伸張性筋収縮が効果的だと言われています。
- 荷重様式、運動連鎖様式、関節動員数
非荷重から部分荷重、全荷重状態で患部の状態で使いわけます。
単一の筋にアプローチする時は、OKCでトレーニングを実施する。
訓練機から復帰準備期にかけて必ずCKCエクササイズを導入します。
- 運動方向
水平面、矢状面、前額面の3つの運動面上での動きを導入する。
次に、モチベーションの維持と自信の獲得について
クライアントに飽きさせないように能動的にプログラムに向き合うように種目のバリエーション設定や心理的変化を読み取って前向きにプログラムに向き合わせる工夫が必要である。
また、エクササイズの意味や痛みの改善目的や方法、期待させる効果についてわかりやすく説明する。
起立性低血圧について
急に立ち上がったり、起き上がった時に血圧が低下し、軽い意識障害、立ちくらみがおきる事です。
脳への血液循環が減少する事によっておこります。
回転性めまいや吐き気を起こす事もあります。
主に高齢者や神経系の障害を持つ人たちに多くみられます。
原因として自立神経の障害や脱水症状、薬剤などの副作用、末梢神経の障害などがあげられます。
血圧の上げ方運動療法を皆様で行っていきましょう。
腰痛に対する考え方
腰痛全体の非特異的腰痛が85%であり、残りの15%が特異的腰痛と言われています。
特異的腰痛とはさまざまな画像検査をおこなっても原因がわからない事が多い。
椎間板ヘルニアでは、繊維輪に含まれている髄核が椎間板に反復的な負荷が加わる事で、後方に突出し神経根を圧迫する事によって下肢痛が生じる。
- 神経的所見では、主に片側性の下肢痛
- 体動により憎悪する安静時痛
- 咳やくしゃみなど腹圧上昇に伴う疼痛増強
- SLR(straight Leg Raising)陽性
疼痛前屈位制限や疼痛性側弯、筋力低下があげられる。
馬尾障害では、排尿障害が出現する。
腰椎分離症
腰部の伸展と回旋負荷が関節突起間部に集中した事に起こる疲労骨折である。
どんな動作が多かったのかや練習量や運動強度の増加の有無を聴く必要がある。
オーバーロードの有無を確認する。
疼痛誘発テストとして脊柱の回旋と伸展テストのKEMPテストが有効的である。(ケンプ徴候ともいう)
運動療法では、回旋や伸展動作はしないように心がける。
アキレス腱に対する特徴
アキレス腱は、人の中で最大かつ最も強靭な腱であり、その破断強度はおおむね1トンと言われています。
ランニング時には、体重の6から10倍の張力がアキレス腱に加わる。
踵骨隆起から2~6㎝では血管分布が乏しいと言われています。
そこの損傷部での修復能力は乏しいと言われています。
パラテノンという膜状の組織に包まれています。
アキレス腱を痛めないようにする為には、腓骨筋や後脛骨筋や足部の内在筋など鍛え衝撃吸収を抑える必要性がある。
カーフレイズで腓骨筋群と後脛骨筋を鍛えられる。
また、長母指屈筋活動時の床反力のトレーニングが必要である。
アキレス腱損傷している方は、股関節周囲の筋力が低下している事が報告されている。
足底筋膜炎について
最も多い年齢は、40歳~60歳で発症しやすい。
走行を繰り返すアスリートも多いと報告されている。
後脛骨筋や長腓骨筋、足底筋の筋力不足によりおこる事が多いです。
カーフレイズやタオルギャザーなどで運動すると改善がみこめる可能性が高い。
最後までブログを見て頂き有難う御座いました。
全ては皆様の健康の為に。