姿勢を良くする筋肉
皆さんこんにちは
HealthyBodyパーソナルジムです。
本日は姿勢不良の中でも、猫背に関係してくる筋肉のお話を致します。
目次
- 1 猫背の根本的な原因筋
- 2 猫背改善の為に必要な事とは?
姿勢が悪くなるのは筋肉が弱っている証拠
デスクワークや長時間の読書やスマホなど皆さんご存知の通り猫背に陥ってしまう状況はよくご理解していると思いますが、なぜ無意識にその状態になってしまうのか考えたことはありますか?
本来筋肉は正しく使われていれば自然と無意識に正しい状態に戻ろうとするのですが、長い時間同じ姿勢や動いていないと筋肉が衰え弱っていきます。
その中でも特に正しい姿勢維持に関係してくる筋肉が背骨に沿って付いている脊柱起立筋群と言う筋肉が大切になってきます。
脊柱起立筋群の役割
脊柱起立筋群(起立筋とこの場では呼びます)の基本的な役割は背骨を真っすぐに保つために頭側から骨盤に向かって引っ張り支えます。
更に背骨を軸にして左右に回旋する動作に関わっています。
そもそもの筋肉の役割とは骨を支えて動かす事です。もし筋肉が弱くなって骨を支えられなくなるとそのまま放置していると重力に引っ張られて身体がくの字に曲がってしまいます。
しかし、よほど高齢者でなければ物凄く折れ曲がっている方を見たことがないと思います。それは何故かと言うと筋肉がぎゅっと縮こまってこれ以上曲がらないように硬くして支えているからです。
もし縮こまって硬くすることすらできなくなると上半身を持ち上げられずくの字の状態になってしまうのです。
なので起立筋が弱って猫背になっている方はマッサージなどに行くといつも背中が硬いですね~と言われてしまうのです。
猫背が気になっている→背中が硬くなっている→マッサージに行く→スッキリするけどすぐに元に戻ってしまう。というのはアルアルな流れなのですがその理由は根本的に弱った筋肉を鍛えていないのですぐに疲れて硬くなってしまうからなんですね。
つまり、猫背の方は起立筋を鍛えて行かないと永遠に猫背のままという事です。
起立筋の役割から考える正しい運動方法。
起立筋は背骨を支える事を主な目的としている為、繰り返し動かすトレーニングより持続して負荷をかけていくトレーニングをやっていく必要があります。
具体的に言うとバックエクステンション(自重の背筋トレーニング)で上半身を起こしてキープするやブリッジの姿勢などです。
しかしながら、ず~っと固めるトレーニングばかりしていると今度は背骨の柔軟性が失われうまく衝撃を分散できずヘルニアなど外科的疾患にかかるリスクが上がってしまいます。
なのでただキープして鍛えるだけでなく側屈動作(蛇のような動き)や背骨を軸にして回旋させる動作をとりいれていくことで腰痛やヘルニアなど背骨の疾患のリスクを抑える事が出来ます。
「意識して良い姿勢を保ちましょう」と言われることもありますが、そもそも良い姿勢を作る筋肉が弱っていると良い姿勢になれなかったり、意識しすぎて余計な所にりきみが入って余計にバランスが悪くなることがある為、「無意識でも良い姿勢」が出来るように起立筋を鍛えて行く必要があります。
本来は日常生活で無意識に正しい動きをして必要な筋肉を必要なだけ動かしていれば姿勢が悪くなることはないのですが、現代の発達した文明によって不自由なく快適に生活できるようになった結果、当たり前のことが当たり前にできなくなってきています。
技術が発達して色々なことが科学的に効率的になって楽になりましたが、生身の身体はずっと原始的で非効率的です。
サイボーグにならない限り鍛え続けなければ衰え、やがては歩く事も困難となって最後はベッドで一生を過ごす事になってしまいます。
HealthyBodyパーソナルジムでは猫背をただ改善させるのではなく、将来の健康寿命を延ばしたり病気予防も考えた今から未来に繋がる身体づくりのサポートをしています。
猫背や反り腰など姿勢不良でお悩みの方は一度体験レッスンでお身体のお悩み聞かせてください!
本日も最後までブログをみて頂き有難う御座いました。
HealthyBodyパーソナルジム