睡眠効果と睡眠環境の重要性

睡眠の実態を把握する

睡眠日誌の記録により自身の睡眠実態を認識し、競技パフォーマンスの良し悪しと照らし合わせてみる事で、より適切な睡眠時間や習慣を検討して欲しい。

最近では、ウェアラブル端末やスマートフォンアプリなどを用いて睡眠習慣や質を手軽に記録、評価する事もできる。

 

睡眠環境を整える

良質な睡眠を確保する上で、寝室の光や温度、音の調整は重要である。

光は、生体時計に作用し体温や睡眠や覚醒の概日リズムに強い影響を与える為注意が必要である。

深部体温が最高点から低下する区間に明るい光にさらされると、生体時計に遅れが生じて入眠も阻害される。

反対に、深部体温が最低点から上昇し始める区間に明るい光を浴びると、生体時計が早まり、体温や睡眠-覚醒リズムも24時間周期にリセットされ覚醒が促される。

夜間は青白い蛍光灯やスマートフォンの光を浴びる事を避け、低照度の白熱球の下で過ごすようにし、朝は積極的に太陽の光を浴びるようにしたい。

また、快適な寝床内温度は、32~34℃、湿度は約50%で、暖かく乾燥した状態が望ましいとされています。

空調や寝具、寝衣などで調整可能である。

深部体温が低下すると区間で熱いお風呂に入ったり、高強度の運動を行ったりすると深部体温が上昇し、体温リズムが乱れてなかなか寝付けなくなる。

就寝前に音楽を聴くと習慣がある人にとって睡眠の促進的に作用する可能性がある。

睡眠環境を確保する事で、毎日が健康で丈夫な身体を手にいれる事ができます。

筋肉をつける事でも重要な要素になるので睡眠の質を改めてみてください。

最後までブログをみて頂き有難う御座いました。

全ては皆様の健康の為に。

 

 

 

 

仮眠について

日本人アスリートの80%が仮眠の習慣があると答えています。

仮眠により夜間睡眠の不足を補っている可能性があると指摘されています。

仮眠時間が長すぎると起床後に眠気や疲労感が強まったり、夕方近くに仮眠をとると夜間睡眠の寝つきが悪くなったりなどの影響も考えられるため、仮眠の時間帯やタイミング、長さには工夫が必要です。