食物アレルギーや食物不耐性の予防
皆様こんにちは。Healthy Bodyパーソナルトレーニングジムです。
目次
- 1 食物アレルギーについて
ある特定の食物を食べるとことによって起こる人体に有害な反応は2つの種類に分類されます。
1つは、食物アレルギーで、もう一つが食物不耐症です。
食物アレルギーでは、IGE依存性即時型食物アレルギーと細胞依存性遅延型食物アレルギーがあります。口腔(口の中)でのアレルギーや運動誘発性食物アレルギー遅延型過敏反応などがあります。
食物不耐症は、アナフィラキシー反応や代謝性疾患、特異体質反応などがあげられます。
IGE依存性の即時型食物アレルギーは、原因は、アレルゲンが食品であるというだけで花粉やカビの胞子、動物のフケ、ハチ毒といった物質で起こります。
発症は、遺伝やその他の生理学的因子が大きく関与していると言われています。
世界的にみて、乳、卵、魚、貝類(エビ、カニ、ロブスター)ピーナッツや大豆、ナッツ類、小麦の8つの食品群が原因となる頻度は特に高い。
食品によるアレルギーの表示義務がある。
- 義務は、7品目でエビ、かに、小麦、そば、卵、乳、落花生が挙げられます。
最も頻繁にみられる口腔アレルギーは、生の果実や野菜を食べる事によって口や咽頭にかゆみや蕁麻疹、血管浮腫(むくみ)のような症状が現れる。
運動選手の中で見落とされがちなアレルギーは、運動誘発性食物アレルギーであると考えられる。
貝類や穀物類、小麦、セロリ、ももなど非常に様々な食品が関与しており食事後の練習やトレーニングなどの選手のコンディショニング変化には注意が必要である。
IGE依存性の即時型食物アレルギーによって起こる症状は、消火器で、嘔気や嘔吐、下痢、腹部痙攣が起きます。
皮膚では、蕁麻疹や皮膚炎、血管浮腫、かゆみなどがおきます。
呼吸器では、鼻炎や喘息、咽頭浮腫がおきてきます。
もうひとつの、細胞依存性の遅延型食物アレルギーは、原因となるアレルゲンを摂取後、6~24時間またはそれ以上の時間が経ってから症状がでてきて局所的な組織炎症や慢性倦怠感、小腸の粘膜障害による栄養不良などがもたらされます。
この状態をセリアック病と言われる事があります。
小麦や、ライムギ、大麦、ライ小麦、スペルト小麦などを摂取した場合に生じる事が多いです。
セリアック病は、潜在性や無症状で時々症状が現れる事から多くの場合は確定されずに小麦などを取らないようにと指導している可能性が高い。
次に、食物不耐性の代表的な症状としては乳頭不耐症があります。
乳頭不耐症は、消化酵素であるラクターゼが欠損している為に牛乳や乳製品に含まれる乳頭を代謝できなくなり、腹部の不快感や膨満感、泡状の下痢を呈する症状である。
一般的な対策として、乳頭を含む乳製品を避ける事である。
乳頭不耐症の方のほとんどが235mlの牛乳に含まれる乳頭を摂取し、さらにヨーグルトなどはβガラクトシターゼ活性をもつ微生物が含まれている為他の乳製品より耐用されやすいと言われています。
トレーナーは、アレルゲンや食物不耐症に関する情報を確実に把握しなければならない。
特に、表示義務がなされている7食品に関しては、重篤な症状を誘発する可能性がある為、用意する食事から排除する対策を行うなど注意が必要である。
わが国では、メディアや著名な選手の間で小麦を取らない方が健康にいいと言われているグルテンフリーが浸透しているが、アレルギーを疑って食事制限する事によってリカバリーの遅延を招く恐れがあります。
パフォーマンスが低下する可能性があるのでクライアントの状況や問題を把握する事が重要な要素になります。
最後までブログをみて頂き有難う御座いました。
全ては皆様の健康の為に。