抗酸化ビタミンについて
皆様こんにちは。HealthyBodyパーソナルトレーニングジムです。
目次
- 1 抗酸化ビタミンとは?
- 2 骨代謝に関するビタミンとは?
最初に、ビタミンAについて解説していきます。ビタミンAは、動物性体内ではレチノールとして、植物性には、カロテンなどのプロビタミンAとして存在している。
レチノールは、視覚や生殖器、発育において重要である。
欠乏すると、成人では夜盲症を発症してしまう。
夜盲症とは、明るい所から暗い所にいくとすぐに何もみえなくなりしばらくすると暗さに慣れて周りがみえてきます。
簡潔にお伝えすると暗い所や夜みえにくくなる病気です。
次に、ビタミンCについてお伝えしていきます。
ビタミンCは、皮膚などのコラーゲン合成に必須のビタミンです。
また、カテコールアミンの生合成、コレステロールや脂質の代謝にも関与しています。
多くの動植物では生体内でビタミンCを生合成できるが、人では、合成する事ができません。
ビタミンCが欠乏すると、血管がもろくなり、出血しやすくなる壊血病を引き起こすは、まれである。
食事摂取基準では、壊血病予防ではなく、心臓血管系の疾病予防に有効な抗酸化作用を指標として設定されています。
ビタミンCは、他の物質として還元し酸化型ビタミンCとなることで抗酸化作用を発揮します。
酸化型ビタミンCは、グルタチオンによってビタミンCに変換されます。
食物に含まれるビタミンCは、サプリメントから摂取したビタミンCには相対生体利用率には差がなく、吸収率も非常に高い。
喫煙者は、非喫煙者に比べてビタミンCが抜けやすい為意識して摂取する必要がある。
次に、骨代謝に関するビタミンについて解説していきます。
最初にビタミンDについてです。
ビタミンDは、生体で機能する為には肝臓や腎臓において代謝される活性型ビタミンDに変換される必要がある。
活性化ビタミンDは、小腸でのカルシウムの吸収を促進する作用がある。
また、骨のリモデリングや腎尿細管でのカルシウムやリンの再吸収の促進作用もある。
ビタミンDは、カルシウム恒常性の維持に関与しており、欠乏する事で幼児では、くる病、成人では、骨軟化症を引き起こす。
紫外線を浴びる事で皮膚においてビタミンDが合成されるが、皮膚での合成だけでは不十分です。
なので必ず食事から摂取する必要性があります。
また
紫外線量が少ない冬で注意が必要になってきます。
ビタミンDは、骨だけではなく筋量や筋力、筋損傷からの回復との関連が指摘されており、骨と筋の発達や維持にとって重要なビタミンである。
次にビタミンKについてご案内していきます。
ビタミンKは、血液凝固因子の産生やオステオカルシンを活性化する事で骨形成にも関与しています。
ビタミンKは、腸内細菌によっても合成されるため、欠乏する事はまれです。
骨折の発症と低ビタミンK摂取量の関係が報告されています。
骨折予防の観点からビタミンK摂取は必要です。
食事摂取ガイドラインでは、ビタミンKの摂取で成人男性150㎍、女性は、60㎍であります。
この値は、血液凝固能を維持するために必要なビタミンK摂取量であり、骨折予防には、更なるビタミンK摂取が必要である。
本日は、抗酸化ビタミンについてと骨代謝に関するお話しでした。
最後までブログをみて頂き有難う御座いました。
全ては皆様の健康の為に。