魚に喜ぶと書いて何と読む？
皆さんこんにちは。
Healthy Bodyパーソナルジムです。
梅雨も明けてこれからが夏本番になるころ食べたくなる魚があります。
暑さと共に食欲も落ちてきますが、こんな時こそホントにおいしいものを食べて体力をつけていきましょう。
本日は夏場が旬のお魚「鱚」についてご紹介いたします。
鱚、何と読むかわかりますか？
さかなへんに、喜ぶと書いて鱚(キス)
キスは、もともと岸に多く見られたことから、「キシ」と呼ばれており、そこから「キシコ（岸子）」→「キスコ」→「キスゴ・キス」と呼ばれるようになったとされています。
江戸時代ごろから、この魚へんに喜ぶと書く「鱚」という漢字が、キスに対して使われるようになったと言われています。
鱚(キス)は、良質なタンパク質を含んでいるにもかかわらず、脂質が少なく低カロリーな食材として知られていますが、釣りの対象としても人気の高い魚でもあります。
鱚(キス)の栄養
鱚(キス)に含まれている栄養素として、脂質(オメガ3)やタンパク質、ビタミンAやビタミンB群、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、、亜鉛などなど。
個人的に、魚にもビタミンCが含まれるって不思議な感じがしたりします。笑
高タンパクで低脂肪・低カロリーの白身魚であるキスの脂質は、100gあたり0.2gと極端に少ないため、体に良い脂だとされている「ドコサヘキサエン酸（DHA）」や「エイコサペンタエン酸（EPA）」などの効能はあまり期待できません。しかし、キスに含まれている良質なタンパク質には、体力の向上や代謝活動の促進、免疫力を向上させる働きがあります。
消化吸収が良いため、効率的にタンパク質を摂取できるので、夏バテで食欲が落ちたんぱく質不足になった時の体力回復、高齢者やダイエット中の人にも適した食材でもあります。
他にも、疲労回復、高血圧の予防,貧血の予防、目の健康維持、骨や歯の健康維持、精神の安定、老化防止、美肌効果など多くの健康効果が期待できます。
旬の食べ物が最もおいしい
キスの旬は5～7月と言われ、産卵直前であるために旨みが凝縮されているのが特徴です。淡白でありながらも上品な旨みやほのかな甘みを感じるため、「海の鮎」または「砂浜の女王」とも呼ばれています。
特に美味しいキスであるかを見分けるには、下記のポイントを参考にして下さい。
✅腹に、透明感があって張りのある
✅目が澄んでいる
✅全体的に、光沢があって銀色に光っている
骨が細くて身が多い特徴を持つキスの身は、何よりも姿が美しいためそれを活かすことができる「天ぷら」や「塩焼き」などの料理が特に好まれています。また、天ぷらなどの他にも「フライ」や「フリッター」、「はさみ揚げ」にするなど、様々なバリエーションで楽しむことができます。新鮮なものであれば、刺身や酢の物などにして生で食べるのもいいでしょう。
なぜ旬の食べ物がおいしいと感じのか？
それはその食べ物が一番栄養を蓄えている時期であり、人は栄養が豊富なものを美味しいと感じるようにできています。添加物や加工された栄養ではなく自然にありのままの物を頂くことで本当の味覚が養われ次第に身体が必要としているものと美味しいと感じるものがリンクしてくるようになってきます。
普段からファストフードやコンビニ・総菜を多く食べている方は少し意識してこのような旬の食材を食卓に、本当に身体が必要としているものは何か？
少しづつ体感していきましょう！
全ては皆様の健康の為に。
Healthy Bodyパーソナルジム