アルコールについて
皆様おはようございます。Healthy bodyパーソナルトレーニングジムです。
目次
- 1 アルコールについて
- 2 糖尿病における高血圧に対する目標摂取量は?
最初にアルコールについて解説していきます。アルコールは、筋を分解する働きがある事と、下垂体前葉からでるGH(グロスホルモン)成長ホルモンの分泌を遅くしてしまい筋肉が回復しずらい事によって筋肉がつきにくくなります。アルコールを摂取する環境のある方はグルタミンをオススメです。
筋の分解抑制作用がある事によって分解しにくくなります。
アルコールは、1グラムあたり7カロリーのエネルギー源になります。ビタミン、ミネラル、食物繊維を含まない為エンプティーカロリーになります。
アルコー分解産物がインスリン作用を抑制する。アルコール自体が高カロリーである。
食欲増進作用がある為摂取量が増える。など糖代謝異常が悪化させる可能性があります。
加えて肝障害や中性脂肪の問題をもたらしやすくなります。
アルコールは、肝臓での糖新生を抑制し低血糖の誘因となります。
アルコールと糖尿病の関係では、アメリカでは、少量の飲酒がが心血管疾患リスク低減に役立つ可能性が示唆されています。
しかし、日本では2型糖尿病ではそのような心血管抑制効果は認められていません。
アルコールと糖尿病の発症リスクは、1日摂取量24グラム以下であればアルコール摂取は糖尿病発症リスクを低下させる報告があります。
アルコール摂取量は、1日25グラムを目安で糖尿病予防の為にも飲酒を促す事を推奨されず個々の飲酒習慣によって個別化を図る事が重要です。
糖尿病の方は禁酒をする事が望ましいが、長期にわたって良好な血糖コントロールができる、糖尿病の合併症がない、脂質異常がない、肝臓やすい臓に疾患がない、自制心があるなどがあげられる。
しかし、毎日飲酒をしない事や妊娠の方は催奇形性があるので禁酒が必要です。
催奇形性とは、遺伝での形態的異常の事である。
アルコールを飲み過ぎての、糖尿病の合併症は糖尿病性腎症がある。
腎症の病気に対しては、低タンパク質食をまた高血圧に対しては食塩摂取制限を行います。
カリウムやリン摂取制限も重要である。
腎機能や、たんぱく尿、血圧の推移を評価する必要があります。
食事摂取の塩分濃度は、1日6グラム未満とされている。
食塩摂取制限だけでも降圧効果や尿蛋白減少効果が期待できます。
食事摂取制限が1日3グラム未満としないほうが望ましいです。なぜなら、体液過剰を是正する一方で、食欲の低下や脱水状態の助長や腎機能の悪化をきたす可能性があります。
高カリウム血症きたした場合は、1日2グラム未満のカリウムを意識し血清のカリウム値は4.0~5.4ミリリットルの範囲で管理する事を推奨としている。
リンの摂取制限も重要である。たんぱく質の過剰摂取はリンの過剰摂取に繋がる。
リンの高い食品で、一部の乳製品やレバー、しらす干し、ししゃも、丸干しなど小魚類といったリンは、タンパク質の高い食品である。
食品中のリンは有機リンであるが、食品添加物には、無機リンが多く存在しており有機リンが吸収率半分なのに対し、無機リンは90%が吸収されます。
ファーストフードや、インスタント食品、清涼飲料水、スナック菓子類など過剰摂取は、無機リンの過剰摂取とその結果生じたリンの蓄積に注意が必要である。
次に、高血圧について説明していきます。
成人に対する血圧の分類についてです。正常値は、収縮期血圧120未満、拡張期血圧80未満
正常高値血圧は、130未満、拡張期血圧が80未満
高値血圧は、140未満、拡張期血圧は、90未満
1度高血圧は、140~159、拡張期は、90~99
2度高血圧は、160~179、拡張期は、100~109
3度高血圧は、180以上、110以上で表されています。
家庭内での血圧測定では、値に違いがあります。
測定は、朝が望ましく起床後1時間以内に排尿後、服薬前、朝食前に座位1~2分後に測定する。
就寝前では、座位1~2分後に測定する。
高血圧症の方は、降圧薬のACE,ARB阻害薬やCa拮抗薬を服用している方がたがいます。
高血圧の糖尿病の方は食事療法も重要である。
BMIで25未満を目指して減量を指導し、内臓脂肪が多いほど高血圧、脂質異常症、高血糖が多いと報告されています。
ウエストは、男性で85センチ未満や女性90センチ未満を考慮し減量を行うべきである。
約4キログラムの減量で、⁻4.5~⁻3.2ミリグラムの降圧効果が確認されている。
高血糖や肥満の改善に伴って、交感神経の緊張が低下し、インスリンの抵抗性が改善して、血圧が低下してきます。
目標食事摂取も重要です。
女性では、1500カロリーを目安と男性は1600カロリーを目安に行うと良いでしょう。
また、運動する事、食事、睡眠が大事になります。
この状態を私たちパーソナルトレーナーが改善に導くお手伝いをさせて頂きます。
最後までブログをみて頂き有難う御座いました。
全ては皆様の健康の為に。