ファンクショナルトレーニングを用いたアプローチ

ファンクショナルトレーニングの理論的背景とは?

1990年代後半より世界各国でファンクショナルトレーニングという表現によって、機能改善、向上の為のトレーニング、動きのトレーニングが着目されてきた。

ファンクショナルトレーニングに関する機器も開発されるようになり、アスリートだけではなく多くの一般の人々にも身近な存在となっています。

動きに着目するがあまり、スポーツ動作に似た複雑かつダイナミックな動作=ファンクショナルトレーニングといったような認識されるようになった。

ファンクショナルトレーニングは、ファンクショナル(機能的)な身体を創る為のトレーニングであるので、トレーニング指導者が、アスリートの機能改善、向上を目的としてトレーニングをしていれば、その全てがファンクショナルトレーニングとなる。

逆に、どんなに多くのファンクショナルトレーニング機器を用いてトレーニング指導をしていても、そこに機能改善、向上の為の意義や目的が明示されていなければ、ファンクショナルトレーニングといえない。

昨今では、ファンクショナルトレーニングの考え方が見直され、クラシックなストレングストレーニングを機能面から考慮し、見た目のダイナミックな動作に惑わされないエビデンスに基づくエクササイズにてファンクショナルトレーニングが実施されるようになってきた。

ファンクショナルトレーニングは、新しく見いだされたトレーニング方法ではなく、運動によってアスリートの身体の機能を改善、向上する為のトレーニング理論である。

ファンクショナルトレーニングというトレーニング方法論ではなくファンクショナルトレーニング理論といった原理原則に基づく考え方である。

アスリートの身体の機能改善、向上する為には、まず、現在の機能の把握なしに成果を出す事はできない。

機能評価が必要です。

機能を評価する為には、アスリート自身が動作を行う中からのみ判断できるので動作評価が必要である。

ファンクショナルトレーニングの定義は、動作評価に基づく機能改善、向上のための段階的トレーニングといえる。

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