大人の脳と子供の脳について
皆様おはようございます。
Healthy Bodyパーソナルジムです。
- 1 子供と大人の脳について
- 2 学習記憶を高める物質とは?
最初に生後間もない動物の脳はシナプスが過剰に存在している。人の前頭葉の視覚野のシナプス密度を測定した結果神経細胞の密度が出生後5分の1に減少するのに対し、シナプスの密度は2歳までに倍増し、5歳までに減少する。
シナプス密度の出生後の変化には、シナプスを形成しなかった神経細胞が死滅する。
生き残った神経細胞でシナプスが増加する。
不要なシナプスが除去されるという3つの段階があります。
大人の脳より子供の脳は、きめ細かな動きが可能になります。子供の脳と大人の脳の神経伝達物質は、神経伝達物質の反応変化である抑制作用にあるGABAは、子供の脳では興奮作用として働く。
GABAが人の成長と共に電気信号の発生を抑える反応を示すものです。
脳の物質カンナビノイドという物質は、大人では興奮作用を持ち子供の脳ではグルタミン酸を防ごうとする働きがある。
グルタミン酸の働きは、脳機能の活性化の為認知症の予防効果や記憶能力や学習能力などを高くする。
大人と子供の脳は、伝達物質が正反対の働きをしている。
もう一つの変化は、聴覚に関わる神経細胞でGABAからグリシンに変換されるというデーターがでています。
GABAには抑制作用がありましたが、グリシンは、血管拡張作用や体内の熱を放出し体温を下げる働きがあります。
GABAよりグリシンは反応時間が短いと言われています。
次に、学習がインスリンと関与するというお話です。
インスリンは、血糖値を調整するホルモンとして知られすい臓から分泌されます。
β細胞といわれています。マウスの調査では、脳内でも作られるという事が分かっていた。
脳には、ANSERと言ういう感覚神経で認識させて運動神経に伝えられる事からインスリンが人の学習記憶にも関与している可能性を予測させたという報告があります。
将来的には、インスリンと脳との関係を踏まえて認知症治療などへの応用が期待されている。
本日は難しいお話しだったかもしれません。
最後までブログをみて頂き有難う御座いました。
全ては皆様の健康の為に。