ウォーキングとランニングはどちらが有効か?
目次
- 1 ウォーキングとランニング
ストレスと不安は、切り離す事は難しい。ストレスと不安は、、同じ回路(Hpa軸偏桃体など)によって引き起こされるためだ。
運動をする事によってストレス緩和は目覚ましい効果をもたらします。
何故緩和できるのかは、発生している場所が同じであるからです。
不安による疾患である調査でエビデンスを測った実験があった。
くじを引いてウォーキングかランニングのどちらかを選び疲れない程度週に数回20分ずつ2週間にわたって続けた結果ウォーキングした生徒も、ランニングをした生徒も不安が軽減したという結果がでています。
効果は、運動した直後に実感でき、そのあとも消える事がなく1週間続いた結果がでています。
ウォーキングとランニングでは、特にランニングが不安を軽減できたと言われています。
肉体にある程度の負荷がかかる方が効果が高いとでています。
不安は、脳のストレス反応が過剰になる事によって、または危険がなくても偏桃体が警告を発する事によって起きます。
しかし、運動をする事によって脳のブレーキペダルが強化され、前頭葉と海馬、偏桃体の興奮を鎮め。それによって不安が抑制される。
心拍数を上げて脳に予行演習をさせる。
不安障害の症状が始まると、心拍数と血圧の上昇が始まります。
脳は何か悪い事が起きるはずだ解釈して心臓の鼓動が激しくなり、身体が闘争状態を整えます。
不安やストレスによって身体がさらされた一連の流れです。
ジョギングやランニングにでて走り終えたとしても動悸は激しくなる。
しかし、走り終えた時に気分は穏やかになり、脳内でエンドルフィンやドーパミンと呼ばれる物質が放出されて快感を覚えます。
結果身体を動かす事で心拍数や血圧があがっても不安が軽減され良い気分をもたらしてくれる。
運動する事によって脳に教え込みます。
心拍数を上げる事によって恐ろしいものではなく、好ましいことだ解釈してきています。
このような効果は、ウォーキングではみられなかった。
不安や悩み事を克服する為には、身体をより活発に動かすべきだとはっきりと言えます。
以前のエビデンスで、不安や悩み事で深刻な人は、運動を禁じられていた。しかし、現代では、運動をする事を推奨されている。
しかし、注意して頂きたいのは1度パニック発作を起こしたことがあれば、慎重に始めなくてはならない。
いきなり激しく走り込むのは危険です。
脳がパニック発作の前触れだと解釈し、発作が起きる可能性がある。
そのため、最初は身体に負荷をかけないようにゆっくりと走ることを心がける。
身体が慣れてきたら徐々にスピードを上げていくと良い。
運動を行うで得られるものは、あまりにも大きい。
ストレスと運動は、ほぼ正反対の作用を脳に与えている。
ストレスが増すと、コルチゾールの血中濃度が高くなると、脳内で情報を伝達する機能が妨げられるが、運動は逆にその機能を高める。
ストレスが高まると短期記憶(数分から数時間の記憶)が長期記憶に変わる仕組みにブレーキをかけているが、運動はその逆の作用を促す。
運動は、ストレスや不安を消し去る本物の解毒剤である。
抗ストレス体質を培うプランでは、まずは、ランニングやスイミングなどの有酸素運動をオススメする。
ストレスの緩和が目的であれば、筋力トレーニングより有酸素運動のほうが効果が期待できる。
少なくとも20分は続け、体力があれば30分から45分続ける事をオススメする。
それを習慣化し、長く続ければ続ける程効果が期待できる。
週に2~3回行う事によって期待できる。
動悸が激しくなったとしても、脳はそれが恐怖からくるものではなくプラスの変化をもたらすものであると学習する。
深刻な不安障害やパニック発作の症状がある場合は、特に効果が期待できる。
何らかの理由で心拍数をふやしたくないや、ふやせないのであれば、散歩に出かけて徐々に身体を慣らす事をおすすめする。
活発に動かすよりは、効果が落ちるがなにも運動をしないよりかはましである。
最後までブログを読んで頂き有難う御座いました。
全ては皆様の健康の為に。