動的ストレッチで血流アップ。関節も健康に
皆様こんにちは。HealthyBodyパーソナルトレーニングジムです。
本日は、ストレッチが必要な理由についてご紹介したいと思います。
目次
使わない筋肉は誰でも硬くなる。
若い人ほど筋肉が柔らかく、年とともに筋肉は硬くなると信じている人は多いかと思います。
しかし筋肉は加齢で硬くなるわけではありません。
使わないでほったらかしにするのでかたくなるのです。
筋肉は、筋繊維という細長い細胞を無数に束ねたものです。
筋繊維には、アクチンとミオシンが交互に重なるサルコメアというユニットが一列に連なる筋原繊維が詰まっています。
運動神経から信号が伝わるとアクチンがミオシンの間に滑り込み、サルコメアが一斉に短くなり、筋肉は収縮します。
信号が消えるとアクチンは元に戻ります。
筋肉を使わないとサルコメアが減り、筋原繊維が短くなるため、動ける範囲が狭まって筋肉は硬くなるのです。
またデスクワークなどで長時間同じ姿勢を続けていると、特定の筋肉に負担が集中してサルコメアがフリーズしてしまいます。
やはり硬くなります。筋肉が硬いと血液循環が悪くなり、姿勢も崩れます。
カラダの動きが乱れて運動時のケガや、日常での転倒を招きやすいのでよくはありません。
カラダの硬さがもたらすデメリット
1 姿勢が悪くなり、老けて見える。
2 肉離れなどのケガをしやすくなる。
3 転倒しやすくなる。
4 血圧が高くなりやすい。
5 疲れやすい。
柔らかくなるメカニズムが筋肉にはある。
硬い筋肉を柔らかくするのが、ストレッチです。では、どうやって筋肉は柔らかくなるのか。
筋肉は収縮自在のゴムのようなものだと思われがちだが、それは誤解です。
実際は縮むだけで伸びはしません。
「筋肉はゴムではなくロープのようなもです。ストレッチを続けると筋肉が伸びやすくなるのは、ロープを足したようにサルコメアのかずが
追加されて、筋原繊維が長くなるためです(中野ジェームズ修一さん)」
筋肉の両端は骨につくので長さは変わらないが、筋原繊維が長くなると柔軟性が上がり、関節可動域も広がります。
個人差もありますがストレッチを三カ月以上続けると変化が実感できます。
短期的には筋肉を包む筋膜の影響もあります。
ストレッチを1セットではなく2~3セット行うと、後半ほど柔軟性は上がります。
そんな短期間にサルコメアが増えるわけではありません。
伸ばし続けると筋膜の抵抗性が下がり、筋肉は伸びやすくなります。
動的ストレッチで血流アップ。関節も健康に
動的ストレッチで筋肉を動かすうちに血液循環が良くなり、体温があがります。
関節の滑りをよくする滑液の分泌も促すので、運動前のウォーミングアップに最適です。
見逃せないのが、関節内の軟骨への働きかけ。
軟骨には血管がなく、スポンジを強く握ると水気が出て、緩めると水気を吸うように、外からの圧力で血液循環を行います。
動的ストレッチでは軟骨に適度な圧力変化がおよび、血液循環が改善されます。
新陳代謝が促進されて軟骨の状態がよくなります。
これで軟骨の劣化による膝や股関節の痛みが防げるのです。
全ては皆様の健康の為に。
本日も最後までブログを読んで頂き有り難うございます。
Healthy Bodyパーソナルジム