糖尿病について

皆様こんにちは。Healthy Bodyパーソナルトレーニングジムです。

目次

  • 1 1型糖尿病とは?
  • 2 2型糖尿病とは?

    最初に糖尿病とは、高血糖になる代謝性疾患です。1型糖尿病と2型糖尿病が存在する慢性的な高血糖は全身の血管、目、腎臓、神経、心臓に負担を与えてしまいます。

    糖尿病の合併症に発展しないように、血糖値を正常に保つ事が最優先事項であります。

    1型糖尿病は、すい臓のランゲルハンス島から分泌されない事でインスリンの欠乏が生じ、血中のブドウ糖を細胞に取り組む事ができない事から慢性的な高血糖が生じます。

    そのため1型の方はインスリン注射が必要不可欠です。

    インスリンの作用は、運動による影響を受けるため注射の頻度や量はアスリートの体格や運動量、インスリンの感度によっても調整する必要があります。

    一般的にいうと自身の血糖をコントロールする事は慣れている方が多いですが、若年から発症する一型糖尿病においては血糖のコントロールに慣れていない方がいます。

    運動時の血糖値コントロール教育が重要です。

    初めて運動をする際や普段と異なる環境で運動をする際は、こまめに血糖値を確認する事が重要です。

    糖尿病|日本小児内分泌学会

    専門医と連携しながら運動をする事がおすすめである。

    もしインスリンの投与が遅れた場合は、吐き気や脱水、認知力低下、視覚反応力低下、倦怠感の症状を呈します。

    細胞は、脂肪を代謝しケトン体の血中濃度が上昇します。

    ケトン体が多量に蓄積すると血液は酸性に傾き代謝性ケトアシドーシスを発症します。

    ケトアシドーシスの症状には、クスマウル呼吸(過呼吸)甘い呼気、異常な倦怠感、眠気、集中力の低下、食欲不振や喉の渇き、頻尿が挙げられます。

    過剰なインスリン処方には、低血糖を起こす事も考えられます。

    特に運動時には、体温の上昇や皮下、筋血流量の増加する事やインスリン感度が上昇する事からインスリン作用が増し、低血糖が発症しやすくなる。

    低血糖の症状には、自律神経性のものと、神経性のものがある。

    自立神経のものには、頻脈、発汗、動悸、空腹、イライラ、頭痛、震え、めまいが挙げられます。

    神経性のものは、視界不良や倦怠感、集中力低下、運動制御機能の低下、攻撃的な言動、発作、痙攣、意識喪失などが挙げられます。

    軽度の低血糖の場合は、グルコースタブレットや炭水化物を摂取させて経過を観察させます。

    応急で対応し安定した場合でも、医療機関は必ず受診しインスリン投与量や運動量を専門医と見直す必要があります。

    次に2型糖尿病についてです。

    2型糖尿病では、インスリンの分泌がある程度認められるものの、細胞にインスリンの感受性が低下する事から血糖値の上昇がみられます。

    2型糖尿病は、成人病としてされてきましたが近年では、肥満や運動不足により若年層にも増えてきています。

    この2型は、運動を積極的に行う事が推奨されています。

    この2型は、遺伝する事が多く両親が2型糖尿病と言われた場合子供は、3~4倍発症すると言われています。

    合併症にならないよう食事療法や運動療法を行う事が重要です。

    合併症は、下腿壊死や腎症、網膜症、神経障害などがあります。

    最後までブログをみて頂き有難う御座いました。

    全ては皆様の健康の為に。