自律神経とは何者?
皆さんこんにちは
HealthyBodyパーソナルジムです。
本日は自律神経について少しお話ししていきます。
目次
- 1 根本的な神経のお話し
- 2 自律神経が乱れるって?
自律神経とは何神経?
まず、神経とは脳・脊髄とほかの器官をつなぎ、お互いに情報を伝達して感覚などを知らせる器官になります。
大きく分けて、中枢神経(脳・脊髄)と末梢神経(体性と自律)になります。
中枢神経はイメージとして中央からの司令塔として、アレしろ、コレしろと命令を各器官に送っています。
逆に、末梢神経はそれぞれの場所で起こった様々な出来事(怪我、触った感触、暑い寒いなど)を司令塔に報告する為の連絡経路です。
- この末梢神経の中に自律神経というものが含まれます。更に自律神経を分けると交感神経と副交感神経に分ける事が出来ます。交感神経の役割は「身体のやる気スイッチ」です。交感神経が上手く機能しないと、いつもだるい感じや、憂鬱な感じ、目がシャキッとしないなど日常生活の動作が鈍くなってきます。
逆に副交感神経の役割は「身体を休日モードにする」神経です。副交感神経が上手く働かないとすごく眠いけど身体が起きてる感じで眠れない、イライラしたり感情的になりやすくなったり精神的に攻撃的になりやすくなります。
これは、どちらが良いとか悪いとかではなくどちらもバランスよく切り替わっていく事がとても重要です。
身体の構造を理解して神経を律する
人間の体はホメオスタシスと言って、常に同じ状況でいる事が好きです。
- 例えば、体温を一定に保つ、繰り返し同じものを食べてしまう、新しい事に挑戦するより現状維持したい、など自分では変えられない事や精神的な部分までこのホメオスタシスが働いています。自律神経にもこのホメオスタシスは適応され一日を通して交感・副交感神経は交互に波のように繰り返し現れてきます。しかしながら、不規則な生活習慣(夜更かし、画面の見過ぎ、偏食、運動不足、寝不足)などはこの自律神経の正常な働きを乱します。
特に、運動不足になると副交感神経ばかり働くようになって精神的に暗くなり、やる気がなくなったり元気がなくなってきます。
やる気がなくなるので外に出たりアクティブな行動は減り更に動かなくなる→よりやる気がなくなってくる。という悪循環に陥り最悪、うつ病と診断されるほどになってしまいます。
日々の仕事で疲労困憊になると平日はゆっくり自宅で寝ていたい、という方も大勢らっしゃると思いますが、たまには外に出て適度に身体を動かす事で血液の循環を促し疲労物質を流しだし、交感神経を高める事で自律神経のバランスを取り戻す事が出来ます。
結果的に、外に出る事はずっと家で寝ている時よりも元気になる場合が少なくないです。
ただし、普段から運動経験のない方はもともとの体力自体が低下しているので軽く近所を散歩してみる、などほんとに手軽にできる事から始めると良いですね。
この様に、休日に活動する中で疲労回復する事をアクティブレストといい、自律神経が乱れている時、適度に身体を動かす事は自律神経の乱れを正常に戻し神経的な疲労を取り除く事に効果がある事が報告されています。
現在、慢性腰痛や肩こりなど不定愁訴(原因がはっきりしていない病院で解決できない状態)の1つの大きな要因となっているのがこの自律神経です。
いかに自律神経のバランスを整え、乱れのない健康的な生活習慣を身に着けるかどうかで辛い毎日を過ごすのか楽しくアクティブなライフスタイルに変わるのかが決まってきます。
- まずは、一つ一つ身体の事を知りライフスタイルに合わせたオーダーメイドのセッションを行う為に基礎からしっかり学んでいきましょう!本日も最後までブログをみて頂き有難う御座います。HealthyBodyパーソナルジム