ウエイトコントロールについて

皆様こんにちは。Healthy Bodyパーソナルトレーニングジムです。

目次

  • 1 減量に及ぼす減量について
  • 2 減量のバランスについて
  • 3 減量のペースについて

    最初に、減量の基本は骨格筋量の減少を抑制し体脂肪率を減少させる事です。

    ウエイトコントロールの重要性は、クライアントの日常生活動作の把握や運動能力の特性を熟知した上でご案内する必要性がある。

    年齢、性別、体力レベルを理解した上で減量計画を立てなくてはいけない。

    筋力発揮に必要な骨格筋量と少ない体脂肪量が重力の影響を小さくする。

    体重を軽くする事は、重力を小さくすると同時に、空気抵抗を減らす事でもあり競技種目によってはパフォーマンスに大きな影響を及ぼす。

    スポーツや競技種目で減量の仕方が変わってきます。

    体脂肪は、ホルモンバランス分泌や体温保持に関連する必要な生体成分であることから、体脂肪率で男性5%、女性12%を下回らないようにしたい。

    クライアントの遺伝的要素や、身体組成は異なる事を忘れてはならない。

    次に、体重の減量と増量は、ともにエネルギーバランスの正負によるものです。

    負のエネルギーバランスをつくる事、消費エネルギー量より摂取エネルギー量を減らす事が必須である。

    負のエネルギーバランスを創る為には、食事の調整によるエネルギー摂取量の減少、運動や生活活動によるエネルギー消費量の増加、またはその両方が必要である。

    最後に、減量のペースについて解説します。

    多くのアスリートは、短期間の減量を望む。それは、食事制限によるストレスを受ける期間を短くし、早く減量の結果を出そうとするからかもしれません。

    過度に水分や食事を制限し、運動やサウナの利用等により発汗量を増やせば、体重は数日という短い期間で減少するが、これは、脱水やグリコーゲンの減量とそれに伴う水分の喪失によるものである。

    この状態は、減量後に水分や食事を摂取すれば速やかに元の体重に戻る。

    グリコーゲンの減少と脱水がある間は、パフォーマンスの低下や虚脱感が起こり、熱中症のリスクも生じる事などから、絶食や飲水制限、過度な発汗を用いた方法は、原則避けるべきである。

    国際オリンピック委員会では、エネルギー消費の増加とエネルギー摂取の減少で負のエネルギーバランスを創り、その量は1日当たり500カロリーほどまで推奨している。

    250カロリー~500カロリーの減少を1日で作り、3週~6週間以上をかけた減量を推奨している。

    適正な栄養管理ができていれば、必要な栄養素を不足させることなく継続が可能と考えられる。

    脂肪組織の保有エネルギー量は、脂肪組織1㎏のうち8割が中性脂肪とすると、およそ7,200カロリーである。

    平均して1日に約500カロリーの負のエネルギーバランスをつくれば、計算上では、2週間で1㎏の体重が減少する。

    減量前の体脂肪量が少ない程減量で失う徐脂肪量が多くなる傾向にある事を示したものである。

    減量中の摂取エネルギー量が少ないほど、減量ペースが速い程徐脂肪組織を多く失う事を示している。

    減量で失う徐脂肪量の割合は、減量前の体脂肪量と減量中のエネルギー不足の大きさによって決まる。

    この事は、体脂肪量が少ないアスリートでは減量ペースを緩やかにする必要がある事を示している。

    最後までブログをみて頂き有難う御座いました。

    全ては皆様の健康の為に。