大腿部の打撲について
皆様こんにちは。Healthy Bodyパーソナルトレーニングジムです。
目次
- 1 大腿部の打撲
- 2 ハムストリングスの肉離れ
最初に大腿部の打撲について解説していきます。大腿部を強打し筋肉が損傷する場面は、サッカーやラグビーといったコンタクトスポーツに多くみられます。
別名チャーリーホースといいます。
大腿四頭筋部の強打やコンタクトスポーツでの、膝や肘、ヘルメットやキックなどを受ける事によって発生します。
痛めた直後は、鈍痛や運動制限がみられます。
痛みは、時間の経過と共に強くなってきます。損傷した部分が少し腫れてきます。
損傷の程度が大きい場合は、筋肉の出血で筋肉の内圧が上昇し皮膚が緊張して光沢を浴びる。
翌日は、腫れや痛み、膝関節の曲げる制限がでてくる。
筋の内圧が上がりすぎると、急性のコンパートメント症候群になるものもあります。
コンパートメント症候群とは、筋肉の区画内圧があがり組織の循環不全がおこり筋や神経組織の機能障害をいいます。
軽度のものは、痛みや腫れは軽く、膝の曲げが90度曲げる事も可能なものもあります。
中度では、痛みや腫れはやや強く、膝関節が90度まで曲げる事ができないものです。
重度では、痛みや腫れが強く45度曲げれないものです。
急性期では、出血を最小限に抑える為にRICEを行います。
安静、冷やし、圧迫、心臓より高く挙上です。
膝関節を90度以上曲げるのが可能であれば3週間以内に復帰が見込めます。
次にハムストリングスの肉離れは、太ももの裏を伸ばされようとした時に発生する事が多いです。
ハムストリングスの多発する箇所は、筋と腱の移行部に多発します。
まれに、坐骨結節部付近での完全断裂が生じる場合があります。
膝を伸ばした時と股関節を上げた時に発生します。
筋の硬結や陥凹が重度になるとでてくる場合があります。
大量の発汗によりミネラルの枯渇や大腿四頭筋との筋のアンバランスなどがみられます。
鈍い、力の抜けるような大腿部後方の痛みや、場合によっては音が聴こえるような突然の衝撃を感じます。
損傷部の圧痛や、腫れや皮下出血反や筋の硬結や陥凹など重症度によっては陥凹がみられない事があります。
重度の場合は、完全に膝を伸ばす事ができないです。
ハムストリングスのテスト法で、ハムストリングスの柔軟性をはかる事が重要です。
このテスト法をタイトネステストといいます。
80度~90度いかなければ、ハムストリングスの肉離れや損傷のリスクが高くなりますので柔らかくして柔軟性を強化する事が重要です。
最後までブログをみて頂き有難う御座いました。
全ては皆様の健康の為に。