外反母趾でお悩みの方へ
皆さんこんにちは
HealthyBodyパーソナルジムです。
本日は女性に特に多い外反母趾についてお話ししていきます。
目次
- 1 どうして外反母趾になるのか?
- 2 猫背改善の為に必要な事とは?
足の構造から簡単に外反母趾の原因を解説
外反母趾とは足の親指が内側を向いてしまっている状態を指します。
そして、外反母趾の状態も軽度、中度、重度と三パターンに分ける事が出来ます。
重度のレベルになってしまうと手術など外科的な処置が必要になってきますが、それ以外のレベルであれば時間はかかりますが正しいメンテナンスを行っていけば改善する見込みがあります。まず、外反母趾になってしまう外的要因として靴のサイズが合っていない、またはヒールなど先が狭い靴を履き続ける事で骨格が外反母趾の形に「矯正」されてしまっています。なのでまずはきちんと自分に合った靴を選ぶ事が大切になってきます。
更に、インソールを履いている方も注意が必要です。
もともと「土踏まず」とは足の裏にアーチを作る事で運動の衝撃を分散する役割があります。そしてこのアーチを作る為に足の裏の筋肉が縮まることで出来ています。
しかし、インソールを入れてしまうと、頑張ってアーチを作らなくてもインソールが支えてくれるので足の裏の筋肉を使う必要がなくなってしまいます。
そうすると足の裏の筋肉が弱くなってきて、ちょっと運動するだけでも疲れやすくなり、そのまま硬く縮こまって動かなくなって段々と外反母趾が形成されてしまいます。
解剖学的に外反母趾がどうなっているか。
いろいろな筋肉が要因としてありありますが、今回はわかりやすくこの二つの筋肉から説明していきます
1.母子内転筋が縮こまっている。
足の裏、親指の内側付根から母指球と土踏まずの境目あたりについている筋肉が縮こまって親指を内側に引っ張っている。- まず外反母趾の方はこの足の裏の筋肉が縮こまって硬く動かなくなっているので、とにかくほぐして、ストレッチしていきましょう。
<ほぐし方・右足の場合>
⓵椅子に座って右ひざを立てて左4指で足裏の真ん中からちょっと上のあたりに指をひっかけます。
⓶指をひっかけたまま、椅子に倒れながら足裏を引っ張る感じで指をめり込ませていくと足裏の奥の方に硬くなった筋肉を感じる事が出来ると思います。 - 2.母子外転筋が弱っている
親指から土踏まずの外側についている筋肉で親指が内側に入らないように支えている筋肉が弱って外側に引っ張る力が弱くなっている。 - 母子外転筋弱ってくると上手く親指が動かせなくなってくるので最初はもどかしい感じがすると思いますが、根気よく動かしていく必要があります。
<動かし方>
パターン⓵
足の指でグーぱーぐーぱー思いっきり広げる閉じるを繰り返す。まずは一日10回から。パターン⓶
ある程度動かせるようになってきたら、今度は立った状態で足の指だけで前に進む。
似たような動きでタオルギャザーがありますが、これはパーターン⓵と同じく足の指を動かしているだけです。
パターン2の場合は、体重が加わる事で親指の筋トレになります。
ポイントはできるだけ足の指を広げながら床を思いっきり掴もうとすると、母子外転筋がいい感じに刺激されます。3.足の指のストレッチ
⓵一番簡単な方法はつま先立ちで正座をしながらお尻側に重心をかける事です。
これで、母子内転筋のストレッチになります。⓶もう一つは、(右足の場合)右手で足の甲をわしづかみして、左手で親指の付け根から握ってグルングルンうち回し外回しする事です。
外反母趾は見た目の問題だけでなく、偏平足も誘発したり、腰痛や肩こりの原因になる可能性もあります。
外反母趾で足が疲れやすくなり運動不足で代謝も落ちて肥満や各種疾病にかかるリスクも上がってしまう為、もし少しでも当てはまる方がいれば早め早めの対処で重度になる前に改善させていきましょう。本日も最後までブログをみて頂き有難う御座いました。
HealthyBodyパーソナルジム