ディトレーニングとトレーニングフィードバックについて
皆様こんにちは。
Healthy Bodyパーソナルトレーニングジムです。
目次
- 1 ディトレーニングとは?
- 2 パフォーマンステストとフィードバックについて
最初に、トレーニングを減少させたりトレーニングを中止する事はリハビリ期間やシーズンオフ期間は筋肉を回復、適応する為にはとても重要です。
トレーニングの中断や最強度の減少は、可逆性の原理により身体機能やパフォーマンスレベルを低下させてしまう。
可逆性の原理とは、1度トレーニングを辞めてしまうと元に戻る原理の事です。
この筋肉が減少していく現象をディトレーニングと言います。トレーニングを管理する為には、ディトレーニングが身体機能、パフォーマンスをどの程度変化させられるかを把握する事は重要である。
ここで短期的ディトレーニングと長期的ディトレーニングにわけられる。
短期的ディトレーニングでは、主に最大心拍出量が低下する事でVO2MAXが低下する。最大心拍出量の低下は、末梢の筋の機能低下ではなく中枢機能低下の影響である事から障害による固定などで4週間以内なのであれば大丈夫である。
ディトレーニングでは、呼吸商(1分間あたりの消費される酸素と二酸化炭素の量)
が上昇し交換比の高い糖質の代謝率が高まり、交換比率が低い脂質が抑制されている。
脂質の代謝が抑制される事は、日常生活の持久力が低下する。
それは何故かというと、最初にエネルギーが使われるのは糖質であり、糖質がきれたら脂質でエネルギーを出そうとするからです。
筋活動では、ストレングスパフォーマンスの大きな低下はみられませんが、初期の神経系のでの変化は起きています。
水泳選手に関する報告では、4週間の不活動により筋力は比較的維持されたものの、水泳でのパワーは、13.6%の低下が認められている。
パワー系と一般的なトレーニングでは、パフォーマンスでのディトレーニングは異なってくるといえる。
長期的な影響は、短期的な影響と同様か延長である。
次にパフォーマンステストとフィードバックについて説明します。
競技のパフォーマンスを知る為に試合自体の観察や測定によるパフォーマンスのデーターを直接的に得る方法です。
パフォーマンステストでは、色々な種類がある。
エネルギー産生の特異性
力の発揮での特異性
切り返しの角度、利用するフットワーク
トレーニングレベル
競技する環境や利用する器具、運動様式は何か?
年齢や性別、競技レベル
などを把握する。
テストでは、信頼性や妥当性が重要です。
関連のエビデンスを収集しておく必要がある。
テスト法では、最大筋力をはかる事で、ベンチプレスやバックスクワット、デットリフトといった全身性のトレーニングの種目を1回挙上重量を測定する。
他にも垂直飛びや、直線スプリント、有酸素性能力、アジリティートレーニングなど必要である。
アジリティーテストでは、方向転換スピードテストや事前に計画されたコースを走行する単純な方向転換スピードテストを測定する。
視覚や聴覚、知覚など認知能力を反映したテストを実施する。
このテスト法をTテストという。
特に、競技選手やプロのアスリートの方々にはとても重要である。
最後までブログをみて頂き有難う御座いました。
全ては皆様の健康の為に。