脛の痛みについて
皆様おはようございます。Healthy body運パーソナルジムです。
本日は、脛の痛みについて解説していきます。
目次
- 1 痛みのメカニズムについて
- 2 どの筋肉が関与しているのか?
- 3 どういうトレーニングをするといいの?1の痛みの感覚は、脳で感覚としてとらえられています。
痛みの感覚は、自由神経終末への刺激で起こると考えられています。自由神経終末は、皮膚や粘膜、筋肉や関節など全身に分布しています。
痛みだけではなく、温覚や痛覚にも関与しています。
人によって痛みのレベルが異なるのは、痛みの情報繊維がどの神経線維に触れたかによって異なります。
最初の痛みは、ファーストペインといわれていて、脳の脳幹部から網様体を経て身体のどの部分に痛みが生じたかを正確に把握できます。
痛みを確認する場所は、外側脊髄視床路といいます。
次に、セカンドペインです。
痛み情報は、延髄、橋、中脳を経て視床に送られて体性感覚野ほか視床下部や大脳辺縁系に送られます。
痛みによる発汗や心拍数の増加、情動への影響に関与しています。
痛みと経験の意味付けで考えると、子供が転んだとき母親が過剰に反応すると、子供は大きな怪我をしてしまったんだと判断します。
その為、非常に痛く感じて大泣きします。
一方で、同じように転んで母親が動じなかった場合に子供はたいした怪我ではないと意味付をし痛みをそれほど感じないようになります。
このように小さな経験が大人になったあとも痛みの解釈に大きな影響を与えています。
痛みは、前帯状回の島と言う所で感じとっています。
身体の痛みと心の痛みもここの場所で感じとっています。
脛に痛みがあるのは、骨盤帯が前傾していて脛に負担がきている場合が考えられます。また、足の脛の筋肉(前脛骨筋)などが弱くてつま先があがっていないケースもあります。
では、前脛骨筋の解剖について説明していきます。
起始 脛骨の外側3分の2
停止 内側楔状骨の内側面と、第1中足骨底
機能は、足関節の背屈(足先を上に上げる動作)
神経は、深腓骨神経です。
どういうトレーニングをするといいのか?
脛のトレーニングは、トゥレイズといって足を背屈する運動を行うといいです。また、カーフレイズ踵を上げる運動と合わせて行うと拮抗筋(反対の筋肉)が緩むので効率的に鍛える事ができます。
また、骨盤を整える為には、お腹のトレーニングとお尻のトレーニングを鍛える事によって骨盤が整います。
歩き方の動作で前足にかからないようにする事も重要です。
歩き方の癖も脳にインプットされている為、意識して巻き返し繰り返し変更していかなくてはいけません。
悪い癖は、繰り返し練習する事によって改善されます。
最後までブログをみて頂き有難う御座いました。
- Healthy Bodyパーソナルジム