ストレスや疲労に対する頭痛?回復するには?
疲労とは?
疲労とは、病気以外の原因によって、知的、身体的な作業能力が一過性に低下した状態で、多くの場合に疲労感を伴う現象であると定義している。
今回のブログでは、作業量の低下や生理的変化とは一致するわけではない。
人間は、好きな事をしている時はあまり疲労感を感じないし、嫌いな事をしている時は早く感じてしまうであろう。
疲労は、知的作業や身体的作業の結果として現れる生理的現象である。
健康なかたであれば、その作業を中止する事でもとの状態に戻るのである。
身体の働きが完全に壊れてしまわないように、自らが防衛機構を働かせている証拠であると解釈する事ができる。
猪飼もまた、、疲労をそれ以上の労働や運動をやめさせようとする抑制、あるいは制止が発動した状態であって、それは過労努力による危険を避けるための安全装置の発動と考えるべき現象であると捉えている。
所定の作業を行い機能、能力水準が低下した疲労状態から、適度な休養によって本来の能力水準に回復するのが通常であるが、疲労した状態からもとに戻らない場合に、治療によってもとに戻ればそれは病気である。
さらに治療しても本来の能力や状態に戻らなければ、それは障害である。
不十分な休養によって疲労が解消されない状態で次の疲労が重なると、さらに能力水準が低下し慢性疲労に陥ってしまう事になる。
スポーツやトレーニングによってこのような状態に陥っているのであれば、オーバーリーチやオーバートレーニング症候群という事になる。
筋疲労と運動による疲労
疲労の中でも、筋力発揮に伴う疲労を筋疲労と呼ぶ。
最近では、運動に特異的な疲労を運動性疲労または運動誘発性疲労といいます。
運動性疲労は、運動に必要な力を発揮できなくなる状態と定義されています。
力の発揮に関わる神経系や骨格筋系の両面から多数の研究がおこなわれています。
筋疲労や運動性疲労とは同義で考えてよいでしょう。
運動性疲労の主な要因は、脳の運動中枢から骨格筋が収縮するまでのいずれかの過程において生じていると考えられる。
運動を行う側の問題である末梢性の要因は、アセチルコリンによるシナプス伝達効率の低下、筋小胞体におけるカルシウムイオンの放出速度や取り込み速度の抑制を主因とする興奮収縮連関の効率低下などを上げている。
また、クレアチン酸や筋グリコーゲンなどのエネルギー基質の枯渇、乳酸の生成に伴って生じる水素イオン濃度やプリンヌクレオチド回路の代謝過程で生じるアンモニア濃度の上昇も末梢性疲労の要因である。
トレーニング中にめまいや吐き気、フラフラなどクレアチンやエネルギーの枯渇からくる事もあるので、長時間のトレーニングは糖質を摂取する事が重要である。
お客様をみる力と経験がとても重要である。
最後までブログをみて頂き有難う御座いました。
全ては皆様の健康の為に。